ヨードについて☆ | フェイシャルリフレクソロジーサロン プルメリア(東京)

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東京丸ノ内線中野新橋駅から30秒のプライベートサロンです。フェイシャルリフレクソロジー・コスモフェイシャル・コスモリフティング・ニューロフット・レイキ伝授・顔ツボ整体によるパーソナルコンディショニング&ストレッチ。お顔のリフレで内側から健康に美しく。

こんにちは。


ふゆです。



みなさんいかがお過ごしですか?


今日は冷え込んでいますが、


しばらく停電などもあるので、


厚着やホカロン、


そして室内でもできる軽い運動(ストレッチ)などで、


可能な方法で、


できるだけあたたかくして過ごしてくださいね。


各地域のそれぞれの状況の早めの回復を祈って、


毎晩祈らせていただいております。





さて、今朝がたにかけて、東京湾が震源の地震がきましたが、


おお~~、揺れ方が違いますね!ヽ(;´ω`)ノ


きのうまでとだいぶ違いました。




福島の原発も気になります。


情報が錯綜していますね。。。


雨にぬれるな。


同じチェーンメールがふたつきました。。。


むろん、わたしは回しませんでした・・・。







そして被ばく対策で、


「ヨード」の文字をあちこちで目にします。


これも情報が錯綜しており、


批判や否定も錯綜・・・。!(´Д`;)



み・・みんな仲良くしましょうね。


こんぶのことでもめないで・・・。昆布




わたくし、


ヨード=昆布で昆布がなくなるスーパーを見て、


はたして昆布の栄養吸収率とか損失率ってどうなんだっけ?と思い調べてみました。





食べ物にはそれぞれ栄養素が含まれています。


ちなみに余談ですが、食品成分表によれば、ほうれんそうのビタミンC含有量がこの60年間で半分以下に減少しているそうです。

1950年には100グラム中100mgあったビタミンCが、1996年には50mg。

現在の食品成分表では冬場60mg・夏場30mgです。


今では1年中出回って、いつでも手に入りますが、そうほうれんそうは冬の野菜なので、旬である冬場がもっとも栄養価が高い状態なのです。


お野菜はほうれんそうに限らず収穫したときが栄養価が最も高く、時間がたつにつれ、栄養価も落ちて行きます。

野菜も呼吸をしているので、そのためのエネルギーを利用してしまうのですね。


さて、そして本題の損失率についてですが、

ビタミンCは熱に弱く加熱によりその栄養価が損失してしまうことは有名な話です。

ほうれん草は3分ゆでるとビタミンC残存率は48%。半減してしまいます。


ただしほうれん草は生で食べれないので、栄養素的には湯がいた分の倍量を食べればいいわけですが。



じゃがいもはビタミンCが多く含まれ、しかも熱による損失率が低いことで有名ですが、これはじゃがいもにふくまれるでんぷんがビタミンCを保護してくれているためです。


しかし熱に強いと言っても、損失率は60~70%!!

けっこうなくなっちゃうのですよ。



他の野菜では、100gあたり、

ブロッコリー 120mg→53mg

菜の花130→44

キャベツ41→17




そして、食物繊維の多い植物製品は繊維が多いため動物性食品に比べて含有栄養素の吸収率が下がります。


このように食物繊維は栄養素の消化率を低下させることが知られています。

食物繊維を多量に摂取すると栄養素が吸収されずに便中に多く排泄されてしまうのです。


海藻は繊維質が多く、この辺があるので吸収率が気になったのです・・・。





さて、件のヨード。


いわゆる「ヨウ素」ですが、日本人は海藻をよく食べる習慣があるので、不足することが少ないと言われている栄養素です。


ヨウ素不足で欠乏症が起こりやすいのは中央アフリカ・南米・中国・東南アジアなど海藻を摂取する習慣がない地域ですね。

これらの地域は山岳地帯や内陸部で土壌にもヨウ素が少なく、特に深刻な欠乏症が起こりやすのです。

ヨウ素は世界的には不足しやすいミネラルです。

日本は海に囲まれていますから、土壌にもヨウ素が多く含まれているのですね。


日本人は1日あたり平均1~4gのヨウ素を摂取していると言われています。

摂取量が必要量を大幅に上回っているので、不足の心配はほとんどない栄養素です。

ちなみにヨウ素の1日摂取の目安量は成人男女ともに0.1~0,2g。。

妊婦さんと授乳婦さんは+110・140mg。


日本人が平均摂取している量と比べてみてくださいね。

はるかに必要量を大きく上回っているでしょう。


日本人についてはこれだけ多めにヨウ素を摂取していますが、

伝統的食習慣のため、過剰症がおこりにくい体質なことが多いようです。

(もちろん過剰摂取による過剰症はありますのでたくさん食べても絶対大丈夫ではないのでご注意を)





さて、ヨウ素は主に甲状腺に取り込まれ、新陳代謝をつかさどる甲状腺ホルモンであるサイロキシンの構成成分になります。

新陳代謝や成長作用に直結するホルモンの原料になるのがヨウ素、というわけです。

つまり~。美容や老化防止にも大事なミネラルがヨウ素、ということになりますね。


ヨウ素は体内でも特に甲状腺に集中して存在しています。



ヨウ素を含む食品は以下の通り。[成分表参照)


昆布  131000㎍/100g

わかめ  7790㎍/100g

あまのり 6100㎍/100g

大豆国産  79μg/100g

小豆     54㎍/100g

精白米   39㎍/100g


いわし    268㎍/100g

さば      248㎍/100g

かつお    198㎍/100g

バター     62㎍/100g

卵黄       48㎍/100g

鶏肉      49.9㎍/100g

牛肉      16.4㎍/100g

豚肉      17.8㎍/100g



昆布はダントツに含有量が多いですね。


昆布でいえば生の昆布でしたら1gで十分ということになります。

乾燥昆布1gで4mgのヨウ素を含有。


しかし干した昆布は20分水戻しすることで、ヨウ素の90%が水に流れ出てしまいます。


出回っている乾燥した昆布で昆布からヨウ素を摂取しようとした場合、

1日10グラムの昆布を食べないと0,2gのヨウ素が摂取できないという計算になります。







で、長くなりましたが続けますね。



今話題になってる部分ですが、

放射性ヨウ素が大気中に大量に放出されるような事故がおきた場合、甲状腺を放射性でないヨウ素で満たしておけば放射性ヨウ素の甲状腺への移行を阻止できる。

ということから、大量にヨウ素が含まれる昆布が売れまくっているわけですが・・・。


放射性ヨウ素が体内に入る前にヨウ素剤を飲むのが最も効果的でだといわれていますが、

実験では同時に飲んでも、飲まない時の98%以上は抑えることが可能だそうです。

(他の文献では12時間前~摂取が最も効果的となってましたね)


放射性ヨウ素が体内に入ってしまってからの時間が長くなれば長いほど、その効果が低くなります。

3時間後で50%で、半日後ではほとんど効果がないそうです。

ちなみにこの場合のヨウ素剤の摂取方法ですが、

成人で、

ヨウ素100mgを1日1回必要に応じて3~7日間服用するそうです。


で、これを昆布で・・・。というのでみなさん昆布をゲットしてるのですが。。。

ヨウ素剤とヨウ素だとびみょーーに違うので、なんともいえませんが・・・。




ヨウ素!

じゃあイソジンを飲もう!!という投稿も見かけました・・・。^^;


イソジンは確かにヨード製剤ですけど、

飲用に作られてませんので、

飲んでもヨウ素としての役割は・・・・。


ヨウ素含有も少ないですし、他の薬剤も含まれていますからね。


のんじゃだめですよ。



福島近隣の方はとても心配であろうと思います。



被ばく=危険

ではないのです。


飛行機にのっても被ばくしているわけですしね。

要するに被ばく量が問題・・。

が、こっちではガイガーカウンターを(計測器)時計のように持って歩いてる人も少ないのでなんとも言えませんが。


とにかく知識がないままあまり騒ぎ立てるのはやみくもに不安をあおるだけです。




そう。

今回の件でわたしはひしひし、「知識」の大切さを知りました。


きちんと知識があれば、恐怖にあおられることも、

情報に青ざめることもありません。


自分が住んでいる土地の真下に震源が近づいてきている恐怖はぬぐいきれませんけれど、

これは自然のことなので、あらがいようもありません。


すべては神のみぞ知る事象。



が、知識は命を守る確率を上げます。

素人さん同士の根拠のない討論にはお気をつけてくださいね。


今まだPCが使える環境下でしたら、

被ばくについてもヨウ素についても調べることが可能です。


テレビの情報は鵜呑みにするのはとても危険です。


正しい知識が冷静な判断につながります。

冷静な判断が自分自身とそして周囲を守るすべになるのではないかしら。


すくなくとも「わたしは」そう思っています。


こうである!と押しつける気はありません。


単なる情報の一部としてか、あくまでわたしの一意見としてとらえていただければよいかなぁ。と。^^



で、調べた結果おすすめするとすれば、

乾燥昆布をミルで惹いたものを摂取するのが一番効率よいっちゃあよいかも・・・。

ってかんじでしょうか。

(水に戻したりすると量をたべなくちゃなりませんし、時間をかけて火をつかわないと食べれるくらいやわらかくならないしね。)


あとはとろろ昆布・・・。ですかねぇ・・・。

てごろですね。


わかめだと戻したものを100g食べて、20~190mg。

ひじきも戻したものを100g食べて、40~60mg。


ひじきはカルシウムに関しては昆布の2倍!

カルシウムはトランキライザーのように働き、精神をおちつけてくれる作用もありますから、

今ぴったりな食材かも。。。^^


ただしヨウ素剤のように即効性がないことを考えると、

いつもより少し多めに召し上がっておくとかしか、てだてはないのやもしれません。。。

(食べて摂取ですと薬剤ではないので、吸収率がおそいと推察します。

血中を介して甲状腺に到達するまでのタイムラグがあるでしょうから。)

ただし、なんにしてもヨウ素の過剰摂取は過剰症をまねくおそれがありますから、

きちんとご自身で御調べになって納得されてから、

摂取することををおすすめいたします。


(慢性的な過剰摂取が過剰症を招くので、1週間やそこら少し多めに摂取していただいても、そうそう害になることはほとんどないと思いますが・・・。)

まま。

基本的に日本人はヨウ素に関しては厚生省の調査もはいらないくらい、

常日頃から満ち足りているので、(というか多いくらいなので)

心配であればいつもより少し多めに海藻類を召しあがってはいかがでしょうかね。


海藻類などでヨウ素を多く取るのがご心配であれば味噌や醤油など大豆製品と一緒に召しあがると、

ヨウ素の過剰摂取による害を防げるようです。

日本人は昔から大豆製品とともに食事をすることが多かったので、

多めに摂取していても大丈夫だったのかもしれませんね。



なにはともあれ、あまり情報に踊らせられないよう、

お気をつけてくださいね。


本当に、素人さん同士で討論してても無意味ですからね~。

(無意味どころか心配と不安感をあおって終了です・・・)



心配であればご自身で調べること、

調べた内容から、知識として選別されることが大事です。




ふう~。(;´▽`A``


長文おつきあいくださりありがとうございました。☆


今夜もキャンドルナイトで祈りを続けます。







※我が家にミルがありますから、

欲しい方には昆布挽きますよ。。。。。うん。

でもね。


今調べてたらやはり被ばく対策で昆布は有用性が微妙のようです・・・。


参照↓


http://www.nirs.go.jp/hibaku/qa/07_06.htm