ロネの講義を聴いていていつも関心するのは、ロネが解剖生理だけでなく、病態生理までをも熟知していること。
これは日本で言えば、医師看護師くらいしか知りえないことではないでしょうか。
例えば糖尿病ひとつとっても、ロネが糖尿病の複雑な病型をすらすらと説明していたのに、正直わたしは驚愕しました。
フェイシャルリフレクソロジーが単なる自然療法ではなく、データや事実としての西洋医学的な裏づけをきっちりとっていることがまず素晴らしいこと。
そして実際、トリートメントのプランニングに関しても、表面的な解剖生理学だけでなく、理論としてつながりを持った知識を持っていないと、ロネが思うようなプランニングが実際に出来ないのだと思います。
つまり、的確なプランニングが難しいことが多い、ということ。
暗記しただけの解剖学では厳しい気がします。。。
コスモフェイシャルは別ですね。
あくまで「フェイシャルリフレクソロジー」の考え方が「ベース」の「ビューティーライン」ですから、正直あまり難しいことが必要ありません。^^
コスモフェイシャルオンリーの方でもフェイシャルリフレクソロジーの概論はもちろん習いますが、ごくごくショートタイム。
フェイシャルリフレクのディプロマ資格取得の履修時間とは雲泥の差があります。・・・なのでつまりそういうことです。。^^;
コスモフェイシャルはあくまで独立したアドバンスコースですので。。
最近になって、学校からフットリフレクのご案内が来たりするのも、フェイシャルリフレクソロジーを施術するにあたり、バックボーンとなる個々の知識がどうしても足りないがゆえに起こる問題や質問などが多いからかなぁ・・・と、思ったりします。
わたしもフットリフレクソロジーはIMSIでエキスプレスを受講したっきり。^^;
AORもいずれ学びたいとは思うものの、やっぱりネックは「学費」。(笑)
幸いわたしは「人間の身体」に関して、バックボーンとしての知識が多少あるので、ディプロマ取得後からもそんなに困っていないのが事実です。。
なにか「?」が出ても自分で調べられて解決できる範囲内。
しかもわたしの場合、准看護師として働いて、20代半ばすぎで看護学校に入り、正看護師になってますので、お勉強をしなおした時期がそれほど古くないことが一番大きい気がします。^^;
働いてからもう一回学びなおすと、それまであまり気にせず行っていた医療や人間や病気に関する色々が、今度は確実に理解できますので、これは今更本当に助かっています。
ただし、難しいのは解るがゆえに、躊躇することも多い、ということ。
フェイシャルリフレクソロジーはスペインでは国家認定ですし、自然療法の盛んな欧州では非常に認知されて、ロネも「Therapy」つまり「治療」という言い方をしますが、日本ではせいぜい「トリートメント」が限界。^^;
「セラピー」も和訳してしまえば治療です。
これでよくなります、これが効きます、これで治ります、は日本では言えません。
法律などの絡みもありますし、ましてや日本ではディプロマと言っても「ふーん」で終わってしまい、その価値も理解がさまざまなことがほとんどです。
看護師としての法律の範囲内が解るがゆえに、フェイシャルリフレクソロジストとしての微妙な立ち位置も同じく解ってしまうというか・・・。^^;
フェイシャルリフレクソロジーそのものも一言で説明や、コマーシャルが非常に難しいのが事実。^^;
トリートメントのプランニングは教科書や参考書が助けてくれますが、その他の事はそうもいきません。
自分の立ち居地を理解しつつ、トリートメントにあたることは難しいことでもありますが・・・。
いろいろな壁にぶち当たりつつも、でもやっぱりこの施術を続けて、広めて行きたいと思う今日この頃です。^^
急がば回れ~とはよく言ったものですが。♪
フェイシャルリフレクソロジーから波及する学びはどんどん広がっていっています。♪
もちろん、フットリフレクソロジーもそのうちきちんと、学ぼうとは思っています。^^
反射学としての知識は全然不足してますし、フェイシャルリフレクソロジーの大きなベースになっている学問ですので、もちろん必要は感じています。
あ~♪もっともっとお勉強したいなぁ~。(´ω`*)