フェイシャルリフレクソロジーがらみの記事を書くと、とたんにアクセスがUpするので、ありがたい限りです。(笑)(´ω`*)
さて、先日フェイシャルリフレクソロジスト5期生で、友人でもあるセラピストさんから「顔面麻痺なんだけど、西でトリートメント出来る人いないかしらん??」とお問い合わせ・・・。
ちょうどウチでトリートメントを受けていただいて、顔面麻痺が1回で治っちゃった方が、半年ぶりに2度目のご訪問をしてくださり^^;、アラ、なんてタイミングなんでしょうね・・・。と思うわたし。
いえ、1週間後にフォローアップに来て下さいとお伝えしてたんですが、良くなると、ねぇ・・・。(笑)別にいっか、と思ってしまうのでしょう。
まぁ、実際よくなって症状は改善されまままだったので結果おーらいで、よいのですが。
このように、明らかなトラブルがある場合のほうが、分かりやすいトリートメントの効果が現れます。
わたしが嫌な好転反応が出にくいようにトリートメントしてしまうので、このクライアントさんもあまり不快な変化が起こらず、フォローアップにもいらっしゃらなかったようです。(苦笑)
そう考えると、やっぱり好転反応を素直に起こしてしまったほうがよいのかな♪と思ったりもしますが、やっぱり効果は最大・苦痛は最小にして差し上げたいので、まぁいっか
脳梗塞急性期やら、脳炎後の神経症状による偏頭痛などもそうですし、顔面麻痺やチックなどとにかく大きな症状を抱えていると、1回で大きな変化が見られることが多いのですが、・・・・。では「じゃあトリートメントしよう♪」ってのもいいのですが・・・・。
やっぱりその方に対応したトリートメントプランであることが大前提。
そして的確な圧や的確な位置でトリートメントを行うことが効果を出すための大前提です。
どの症状をどのように改善させたいのか、も大事ですが、原因となっている最大ディポジットと同時に、その疾患の病態生理を理解するということも重要になってきます。
これに経絡上のシステムをリンクさせ、実際のクライアントさんの状態を照らし合わせて、トリートメントプランを考えながらトリートメントを行います。
やはりロネの教えどおり、原因と症状に同時にアプローチすることが大事ですが、もっと大事なのは現在の状態を知る、つまり「観察」することでしょうか。
観察にはこちらの主観はいりません。
ただそこにいらっしゃるクライアントさんの状態を「みる」だけ。
訴えを聞くことも大事。
ただしクライアントの主観と実際の症状の良し悪しはかならずしもリンクしませんし、比例もしません。
ものすごい肩こりなのに、「痛くアリマセンからわたしは肩こりではありません」ていう方、世間にはたくさんいますよね。
それと一緒で、訴えだけにとらわれてはいけないのです。
でもおっしゃってることを無視してもダメですよ。(笑)
ご本人の訴えはある意味「症状」でもありますから、そこを緩和して差し上げなければ、ご本人は納得も理解も出来ませんので。
観察するのに主観はいらない、と言いましたが、こちらの観点で症状を見てしまうと、その人を見るのではなく、自分の診たいものを診るだけになってしまいます。。。
観察というのは、「そこにあるがままを見る」ということ。
つまりわたしたちが客観的に観察することが一番のポイントです。
ここに観察者の主観がはいると、わたしには赤に見えるけど、Aさんにはマゼンダっぽく見える、Bさんには朱色に見える・・と言った誤差が生じてしまいます。。
これでは、では実際は何色だったのよ??って、ことになりますね。
なので、まずは「人間」の正常な状態を知っていることが大前提。:(。・ω・)ノ゙
「人間」の正常な状態や身近な方の「正常な状態」をしっていれば、異常やいつもと違う点に気付くことができるでしょう。それが「観察する」と言うことです。
こう説明してみると、「あるがままを見る」、というのは意外と難しいことなのかもしれませんね。^^;