同じ方で同じディポジットでも、毎回施術は同じではありません。
同じで無いと言ってもトリートメントのプランニングとしてはほぼ変えませんし、最大ディポジット自体は変わりませんので、プランはほぼ一緒。カスタマイズでその時々の症状に応じたおまけをくっつけるくらいです。
特に女性は生理によるホルモンの変化で体調も状態も微細に変化します。
むくみが強かったり、なんらかの感情の波や心身いずれかのストレスを受けて全身がロックしたように固まっていたり、普段ないところに一時的にディポジットが出来ていたり・・。
そんな変化があるのに、原因である「最大ディポジットだけ」めがけた施術をするのは違います。やはりその時ある「症状」にも着目しなければなりません。
症状だけ見てもだめ、原因だけでも遠回りになります。
クライアントさんの不調の原因をきちんとトリートメントして、新たなタネになりそうな芽を摘み、今ある症状を軽快させる、それがトリートメントですので。^^
なので、新しいディポジットがあればそれを流すようにしますし、むくみが強くディポジットが溺れてるときにむりやりディポジットを潰そうとしても、痛いだけで流すのに無理があるので、ディポジットをマッサージするようにしてトリートメントしたり・・・。
はたまたディポジットがうまく浮いて柔らかくなっていたときには、とにかくできるだけ流すように努めたり。
これはその時のクライアントさんの状態次第。
なので毎回若干のカスタマイズは必ずあります。タッチそのものも変えます。ストレスフルでがちがちのときにごしごしコスっても流れないし痛いだけなので、まずはリラックスしていただいて、睡眠に落としてから流したり、心身おちついて水分も足りていて、今日は流しちゃえってときはテンポよく流してゆきます。
もちろん時間も最短45分で終わることもあれば1時間かかることもあり、状態次第でオーバーすることもあり、追加で首や頭をほぐそうとすればまた延長になります。。。
だって、明らかに首が割り箸みたいになっているのに、マッサージ希望されてないからって黙って帰せませんもん。^^;
外科医が胃がんのオペで開腹して、ほかにもがんをみつけたけど胃がんのオペだから胃しかやらない~ってことはないじゃないですか。。
どーもその辺救急クセが抜けないのか、ナース病が抜けないのか・・・。^^;
フェイシャルリフレクソロジーを受けに来て、でも明らかにリンパがひどくつまった状態で、フェイシャルリフレクだけで帰ったら、好転反応はけっこうきつく出るでしょうし、やはり他の種(リスク)が見えてるのに、無視して帰すことは、出来ないわけです。。。
頼まれてないからやらない~と無視できるレベルでないことも多いですし。
大抵みなさんそういう慢性症状や小さなタネのような症状に関しては鈍感になっていて、指摘されても「へ?」とあまり危機的な意識をもてなかったりします。知識の問題もありますしね。。。
しかし、小事は大事のはじまり。いくら大きな病気でも、最初は小さな小さなトラブルにもならないようなことからです。でもそれは種になる症状。みんな気付かないだけ、感覚が麻痺して無視してるだけに過ぎません。
そういうことを解ってると、見つけちゃったら無視できませんもん・・・。リスクは早めに排除すべきですし。
そういうことをわたしたちはロネから教わっているわけです。
そんなこと言われてもぴんと来ない方も多いかもしれませんが、ロネのメソッドは非常に奥深いもの。予防医学としても十二分に活用できるのがフェイシャルリフレクソロジーなんです。
なので「あれ?この前と違う・・・」と思ってもびっくりなさらないでください♪
状態変われば、施術はタッチから変わってしまいますので。^^;