最近サロンめぐりをしていません。
新規開拓ももういいかな~と言いますか、まにあってます、と言いますか。^^;
無理に新しいところへ行っても、確かに学びになることはあるにしろ、本当にリラックスなり効果なりを得たい場合、徒労に終わることも多いですし。。。
効果・雰囲気・価格、この三拍子がきれいなトライアングルで描ければOKなのですが、これがなかなかうまくいかないサロンが多い・・・。
効果、はつまりセラピストの技術。です。ここに心地よさも含まれます。
つまりセラピストの道具である「手」の良し悪しもここに含まれるのですが、手だけ良くてもダメ。
残念ながら技術がなければどんなに良い手でも効果は出ません。
雰囲気は、サロンそのものとセラピストの人となり、でしょうか。
サロンはとにかく清潔感が大切です。そして居心地のよさが重要。寒くても暑くてもだめ。暗い雰囲気もだめ。隅にホコリがたまっていたりするのは愚の骨頂。
そのサロンさんが清潔かどうかはお手洗いにはいれば一目瞭然かと思います。
つまりお手洗いが汚いサロンはどこかなにかが行き届いてないことがほとんどです。。
セラピストも清潔感が大事。傍に寄ったら汗くさいとか、香水ぷんぷんみたいのはだめですね。
手の爪が長かったり、汚れていたり。。。
主婦のセラピストさんで指先ががさがさなのも残念ながらもうプロとは呼べません・・・。
クライアントさんのお顔に触れる指ががさがさというのは「わたし主婦で水仕事が~」っていういいわけで通用することではありません。。。(そんなのは理由になりません・・・)
フェイシャルリフレクソロジーの施術には中指だけ(人差し指だけ)しか使わないから、その指だけ短く切って、あとは長いままのフトドキモノもいるらしいですが・・・。orz
もうそれは、本当に相手の事を考えられない方なので、「セラピスト」ではないと思います。。。はっきり言って。(((( ;゚д゚)))
価格も、高すぎても安すぎてもダメ。
施術もエネルギーの交換です。施術を提供する、お金を頂く。なので、効果や時間や内容に見合った適正価格というのが必ずあります。
適正価格イコール高いと感じるかどうかも個人の見解もあり難しいところですが。
セラピストをされている方と一般の方の見解も変わりますし。。
内容はいいと思っても、これは高いと思うか、これだけの価格で当たり前、と納得するか。
まぁ、ひとつだけ言えるのはやたら「値切って」来る方は、なんにしても「価値」がわかっていない方が多いです。
とにかく安くしろ安くしろ!とおっしゃる場合、エネルギーを出し惜しみされているということなので、なんに対してもそういう傾向にあるようになるといいますか。^^;
そういう意味で、うちは結局安いです。(笑)
ついサービスで、というか、必要なところには手が伸びてしまいますので、あれこれやってしまう・・・。^^; あのまままともに換算したらそれなりの金額になるでしょう。^^;
多く払えば安心なのは世の常です。
とくに与えることが多い側はつい与えすぎる傾向があります。(うう耳が痛い・・・)
エネルギーバランス的にそれは好ましくないのですが、だってしてあげたくなっちゃうんですもん。
それに物事は全てどこかで帳尻が合うように出来ているからいっか~みたいな~。^^;
以前にも書きましたが、触らせていただいてるお顔はみんな可愛くって仕方ありません。その場で可能なことは全部してあげたくなってしまう・・・。
いいところをよりよく、ちょっと疲れているところをなんとかして、と、見た目もきれいにするのがわたしの施術なので、施術中は職人。。。
なので、この値段だから、ここまでしかしない、という施術はどうも苦手です。
この辺は経営ともなるとまた難しいんですけれどねぇ・・・。
苦手ではすまされないのですが。^^;
以前一番長くお勤めした病院の院長先生は、救急車でホームレスが運ばれてきても必ず受けて、必要であれば入院させる方でした。病院的には面倒なばかりで正直赤字とういうか無駄なことです。。。(普通は要請自体をしのごの理由をつけて断ると思います)
入院させても飲酒して好き勝手なことをして、病棟で問題を起こす患者さんでも、具合が悪くなれば面倒を見てしまう先生でした。
ある日わたしたちナースが、お金はなく問題のある患者さんを「帰そう」と言ったとき、「お前らは金が払えないからと、そこで倒れてる人間をそのままにするのか」と先生が言いました。
誰もなにも言い返せませんでした。
自分達が白衣を着てすべきことは、入院費の心配ではなく、患者さん本人を看ることに他ならないのですが、やはり「仕事」になるとね。そういうとこまで気を回してしまうのも人間です。
医療とはなにか。看護とはなにか。ひどくシンプルなことなのに、忘れていたのだと思います。
(とは言え、本当にこういう方々を入院させたり、面倒をみるのは並大抵の事ではないのですけれど^^;)
そんな院長先生の下で働いていましたので、わたしが救急外来にいたころは、万床以外救急車を断ったことがほとんどありません。万床でも、外来の処置ベッドで朝まで看たこともあったしなぁ。。。
でもその教えはいまだにしっかり胸に刻まれてます。^^
そこに問題があれば、そのときできることを可能な限りする。これは医療でもトリートメントでも、通ずるものがあると思っています。
保険適応じゃないからできない、みたいな、問題があるのに点数がとれないからやらない、みたいなのも違うと思っていますし。。。
今できることを先延ばしにしてしまうことは違いますし。。
ディポジットって本当に病気の種ですし。
話がそれちゃいましたが、わたしもサロンのトライアングルをバランスよく保てるように、してゆけたらよいなぁと常々試行錯誤しています。。。(´ω`*)