地震・・・大変ですね。日を追うごとに被害が明らかになり胸が傷みます。。余震や二次災害でこれ以上大変なことになりませんように。。
日曜の朝、お掃除中にぐらぐら揺れたのでとうとう関東か?!とドキドキしながら娘とお水のペットボトルとストールを抱え、靴下にスニーカーを履いて玄関を開けて避難準備をしましたが幸い階段を駆け下りるまでは至りませんでした。
地震直後の新聞記事に“避難所での生活ではエコノミークラス症候群に気をつけましょう”、というのがありました。長時間同じ姿勢でいることにより血管が圧迫され血流が悪くなり血栓が出来やすい状態になり、その血栓が血管が閉塞してしまうことで肺塞栓・脳梗塞など重篤な疾患を引き起こす状態をエコノミークラス症候群と言います。飛行機のエコノミークラスのような狭く身動きが取りづらい座席で長時間同じ姿勢でいて、飛行機を降りたときや急に動いたときに起こることが多かったためこの名称がついたようです。中越地震のとき避難所での狭く過ごしにくく水などが個々に行き届かない環境で、この症状で病院に搬送されたり亡くなられた方が多かったことから教訓を得て今回は早めの対策のよう。。。
ちょうど地震のニュースの後、国際線での機内ペットボトルの持込禁止の続報を報じていましたが、肝心要の飛行機だというのにこのエコノミークラス症候群については一切触れずじまいでした。わたしは6時間以上のフライトになるときは必ず2リットルのお水を持ち込んでいましたが、500ミリすら持ち込めなくなってしまったわけです。このエコノミークラス症候群。予防策は足首を動かすこと、トイレに立ったときなどに屈伸すること、そして一番大切なのがこまめにお水を飲むこと。血液を薄めて血流を保つことで血栓はできにくくなります。ただでさえ飛行機は激しい乾燥状態。お肌も喉もカピカピに渇く環境です。ペットボトルが持ち込めなかったら、頻回にCAさんを呼ばねばなりません。ビジネスやファーストの余裕ある通路ならまだしもあの狭いエコノミーでCAさんを呼ぶのがどれだけ面倒なことか・・・。長時間のフライトでは乗客もトイレに行ったり来たり。通路はわりとてんやわんやなのですよ。わたしみたいにフライト中に2リットルの水を飲む人間はどうしたら良いのかしら。消灯してみんなが休んでるときに窓際の席からお水を頼むの?寝てる間はテーブルをたたんでますから小さなコップは置いておけない。っていうか食事以外でテーブルは出しておかないですよね。邪魔だもん。
機内の安全対策はわかりますが、人間の安全対策はどうなっちゃってるのかしら。。。