今回は、元々新聞連載だったお話のようで、
サクサク読めました🎵
堀川アサコ/幻想探偵社

デビュー作もイタコの話という、ホラーファンタジー設定が多い
作者さんなのですが、このシリーズは、設定こそオカルトですが、
内容は比較的ほのぼのしていて手に取りやすいです。
シリーズといっても、主人公も舞台も毎回違うので、
どこからでも読めますし。
今回は、幽霊関係専門の探偵社に出入りする中学生男女が主人公です。
二人が自分の願いを叶えてもらう約束の下、
記憶喪失の幽霊の身元や死因を探る中で、
ポルターガイストや他の怨霊の悩みも解決しちゃったりしつつ
殺人事件に巻き込まれていく話です。
あらすじだけだとほのぼの感が全くないのですが、
主人公二人が実は片想いのつもりで両思いだったり、
彼らの家族がマイペースだったりするので、
全体としては明るい雰囲気が漂っていて、
読みながらニヤニヤしていました。
ハイペースで作品を出される作家さんなので、
次回作もたのしみです
