
昨日は外出先から帰る途中、桜の花びらがひらひら
舞って私の頭や服に落ちてきました。風流~

そんな中、雪のお話を読んでいました。
西條奈加/六花落々

雪の結晶に魅せられるなど探求心いっぱいの性格を買われて
藩主の学友となった主人公の目を通してみた
幕末と鷹見泉石の活躍を描いた話です。
こういう話は、ある時代の流れや登場人物のその後は歴史として
分かっているので、あとどこまでフィクションとして
心理分析ができるかという部分が見所だと思うのですが、
それよりは、読者に主人公の立ち位置から歴史を間近に
感じてほしかったのかな~と思いました。
なので、結局鷹見泉石について深堀できたわけでは無いのですが、
あぁ、こういう時代もあったんだなあとしみじみ
読むことができました。
雪の結晶の話も面白かったです
