伏線いっぱいこんにちは本読み記事が続きます。谷瑞恵/異人館画廊図像学を学んだ少女とその幼なじみで若くして画廊のオーナーをつとめる青年とが、絵にまつわる謎を解いていく話です。おまけに、ちょっと恋愛要素あり。おそらくシリーズ化するので、この本では伏線いっぱいの状態です。でも、海外から帰国したばかりの主人公が少しずつ周りの人々に馴染んでいく過程は、読者が物語の世界に馴染むのとシンクロするので、分からないことだらけでも違和感はありません。続刊も楽しみです。