
金曜日からよみかけた本を
ようやく読了しました

宮部みゆき/泣き童子
相変わらずすっかり引き込まれ、
気づけば降りる駅、ということも
ありました。
世の中の変わった怪異譚について
他言無用の聞き役をする女性の話です。
このシリーズ、個別の怪異譚は
終わりが哀しいものも多いのですが、
主人公や周囲の人々の雰囲気もあり
全体の読後感はほんわかします。
でも、私も仕事上、機密情報に
接することも多いですが、
無期限で聞いた不思議話を
心の中にしまうのはすごいことだなぁ
と感心してしまいます。
おまけに、話の性質上、
口が重くなりがちな話し手を
リラックスさせ、上手く合いの手を入れる
聞き上手っぷりったら!
私も見習わないといけませんね…
