
今朝は会社の最寄り駅ギリギリで
ちょうど読み終わりました。
キリがいいと気分も上がります

湊かなえ/望郷
瀬戸内海の島の色々な時代における
人間関係を綴る短編です。
彼女の長編作品は、
登場人物それぞれが隠れた思惑の下に
表面上の顔と違う動きをして
それが結末に影響する、
という所が好きです。
今回は短編なので、
淡々と、閉鎖的(居住経験が
ないので想像半分の表現ですが)
な社会で起こる様々な問題に
さらされた人々の葛藤と
そこからの解放が語られます。
前向きに日常を送っていける
きっかけを貰える本でした
