薪割り道場の運営会議
「薪割りは楽しい」
と書いたことがあります。
毎日の作業としてやらなければいけない人には申し訳ないですが、
たまにやる身としては、この上ない、良い運動になります。
剣道の竹刀を使って素振りをする感覚です。
雑念があったり、集中力が切れてくると、
振り下ろした刃がぶれます。
だから、雑巾を絞るように竹刀を握り、
呼吸を整えて、余計な力を入れずに振り下ろします。
そうすると、大して力を入れていなくても、
スパン!っと木が割れてくれます。
これはホント気持ち良いですよ♪
ついでに、多少の筋力アップにもなるかも?
(たまにでは難しいですかねー)
ちなみに薪割りにもいくつかスタイルがあるようなので、
この説明と合致しない場合もあります。
さて、こうした身体を動かして汗をかく作業は、
現代人にとって、とても大切なことです。
皆さん、月謝を払って、ジムやプールに通うじゃないですか。
私から見ると、これらと同じ感覚です。
ホント、近所に薪割り道場があれば通いますよ(笑)
ただ、この道場の問題点は、場所と道具の他に、
薪にするための木の運搬と、薪になった後の使い道。
杉などの人工林に行けば
切らなければいけない樹はありますが、
都市部にはそんなに樹はありません。
だから、薪割り道場を運営するには、
薪にするための樹をわざわざ運ばなければいけなくなります。
そして、薪にしたものを置いといても、
いつかは置き場に困る事になります。
上手く薪ストーブを使う人を捕まえて来れればいいですが、
その場合も配送料などがかかります。
取りに来てもらえば送料は解決ですが、
そうなると安価で売るか、近場の人しかこれませんね。
また、薪割り運動の効果を客観的に示して、
しっかりと付加価値をつける必要があります。
もしくは何かをコラボレーションか?
毎週のように樹がある場所に通えるようなら、
そちらの方がいいですが、
駅前薪割り道場はどうやら難しそうですね。
以上、仮想:薪割り道場の運営会議でした(笑)