サイト製作を依頼する上で大事なこと。
今回はビジネス要素を高めた話です。
良くある問合せの一例です。
Aさん(クライアント)
「今度、簡単なサイトが欲しいと思っているんですけど、
いくら位でできますか?」
私
「(内心、情報が足りないと思ってても)簡単なサイト製作ですか?
本当に簡単なものなら5~10万円でしょうか。」
Aさん
「安いですね!今度、詳細をお知らせしますので見積もりお願いします。」
後日サイトの詳細イメージが届く。
そして電話しながら、
Aさん
「○○を考えていて、●●できるようにしたいんです。
ここは誰でも更新できて、凝ったこともしたいんです。
参考に見たサイトはココです。」
私
「(簡単じゃないじゃん!)」
Aさん
「ザックリとでいいので、予算どれくらいですか?」
私
「かなりしっかりしたサイトなので、
最低限の見積もりでも80万になりますね。」
Aさん
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・以降の問合せはありませんでした・・・
サイト製作って、一時期かなりの高額で
バブル状態の時がありました。(10年位前?)
しかし、それが落ち着いてくると、
逆に下を見られるようになってますね(苦笑)
しかし、一人~複数人が絡んで製作することですので、
そんなに安くできる筈もありません。
結局は、そのサイトにどんな想いを込めて、
どんな規模で、どんな運用をしていくのか?
ヒアリングや刷り合わせが重要になって、
コンサルティングに近いことを必要とします。
この打合せの時間に対する費用も、
予算に含めて考えないといけないですからね。
安ければ何でもいいは、自分が損しますよ。
サイト製作の現場でなくても、
人が携わると言う部分を軽視する風潮はあります。
意識しているかどうか、知っているかどうかは別にして、
日本人に苦手な部分だと思います。
それに。
やっぱり多少は専門知識は必要なんですよ。
人に依頼するのに、基本的な単語も分からないようでは、
上手な指示ができるわけありません。
もちろん説明する側のスキルアップも、
常日頃の課題です。
しかし、お客様は神様的な発想では、
誰がそのサイトを必要としているのか?
これが見えてきません。
この当事者意識を持つことが、予算や見積もりよりも、
まず最初に固めることが最優先事項です。
サイト規模などの設計や、予算の話をするのは
まだまだ先なんですよ。
1ヶ月後なのか、数ヵ月後なのか、1年後なのかは分かりませんが、
担当者レベルなら無料ブログの一つでもやっておかないと駄目ですよね。
趣味でなく、仕事として取り組んでいるはずですから。
そんな訳で、大事なことは沢山ありますが、
無料で簡単に手をつけられるところから始めていきましょう。
簡単に書くと、この一行に集約されます。