攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 05
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株式会社レントラックジャパン


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX #05。

チャットルームでの笑い男の話題と、

被害者が上半身の皮膚をTシャツ型に切り取られている連続殺人の話。



クローバー No 9 ネットの闇に棲む男 クローバー


アバターと同じ要領で、リアルっぽいヒト何人かがテーブルを囲み、

そのほかのヒトはTV番組のひな壇よろしく後ろの壇に座り、なおかつ

テーブル上にリアルタイムで 「書き込み」 のログが記述されるビジュアルで始まる。


独りよがりじゃなくクールに映るのは、みる人がわかる範囲に、

趣向を抑えているからなのかな。


「それ以外の事象は英雄の不在が作り出したコピーでしかない。」

「ただその2つの切っ掛けを作った事件も、オリジナルであるかどうか疑わしいけどね。」
「オリジナルなき模倣者たちが作り出した現象。それに繋がらないピースが2つ。」

「なんだよ、それ。」「別に。」



クローバー No10 密林航路にうってつけの日 クローバー


「サンセット作戦」。

敵の内部に深く浸透し、現地の人間と親しくなった上で、女子供をより残酷なやり方で

殺し、敵の敵意を喪失させる米国の作戦。

その作戦に参加し精神を病んだ男と、米国が引き上げた後もその戦争に関与していた

レンジャー時代バトー。


今回はバトー主体なので、語録もちょっとアツイ。

タチコマだけが相変わらず、クール。


「おれにはわかる。ヤツの戦争はまだ終わっていないんだ。オレもな。」


「これで満足か!お前たちの作り出した怪物は、立派に任務を遂行中だ!」

「だから回収しに来た。」

「これが回収か!」


「わぁ~、凄い湿気。パッキンが腐食するかな?」

「匂いがないだけマシだろ。」

「センサーでキャッチできますよー。・・・不快なのかな?」

「ぼーまーくんの不快指数、80%!」

「うるさいよ。」


「オレを殺せ。そのナイフでオレの皮を剥げ。」

「ナマ言うな!それでお前は任務から解放されるというのか!」

「悪いがな。オレの戦争はとっくに終わってるんだ。」


「変えられない過去なら、いっそこのまま墓場まで持ってくさ。」

「今度はひとり救ったじゃない。」