姑を見送り、
応援席に戻ったら、
後ろから可愛いママさんに声をかけられたの。
「ねぇねぇワタシちゃん、今まで一緒にいた人、ワタシちゃんの知り合い?」
違うよ。姑だよ。
「あの人、ワタシちゃんの姑さんだったの!?
」
えっ!?うちの姑、知ってるの?![]()
「うん…言いにくいんだけどさ、私って専業主婦じゃん。常に家にいるんだよね。」
確か前にパートで働きたいって旦那さんに言ったら、ダメって言われたって愚痴ってたもんね![]()
「だいたい夕方、子供達が帰ってくるまでには買い物も終えて、夕飯できるようにしてるんだけどさ。うちはさ、旦那が次男だし、親と同居してるわけじゃないからさ、自由じゃん
」
羨ましいよ![]()
「でね、最近さ、野菜を売りに来る人がいてさ…夕方にね
」
(嫌な予感
)
「どこのおばあさんかと思ってたら、ワタシちゃんの隣にいたからさ。ビックリしちゃって
」
迷惑かけたよね?絶対何かやらかしたよね!?![]()
「この間、夕方、野菜を売りに来てくれたんだけど、枝豆要らないか?って聞かれたから、今お店で買ってきたばかりだから、要らないですと断ったのよ。だけどね、じゃあ、その枝豆見せろ!って聞かなくて
」
(くそババア!
)
「で、仕方ないから見せたのよ。旦那しか枝豆食べないからさ、スーパーの総菜コーナーで買った晩酌用の枝豆をさ。そしたらいきなり説教されてさ。こんなパック詰めの枝豆なんか外で働いてきた旦那さんに食べさせんな!って。新鮮なものを食べさせないとは妻として終わってるって
」
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ごめんね
2度と応対しなくていいから。
本当にごめんね![]()
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畑で作った枝豆、食べきれないからと近くの直売所に卸してたのは把握してたけどさ、
まさか小売に行ってたとは![]()
「でも、ワタシちゃん、偉いね。あの姑さんに仕えてるんでしょ?ママ友たちがさ、ワタシちゃんちの姑だけは無理って言ってるの聞いたことがあったけど、本当に無理だよ
」
…ママ友よ。噂してたんかい…。
その後の子供たちの試合なんかどうでもよくなったよね。
頭の中には「クソババァ!」しか浮かばなかったわ。
帰宅して、速攻で、舅と旦那に報告。
姑はまだ帰って来てなかったの。
炎天下の中、飛び出して行ってから7時間経過してたけどね。
どうやら反対方向の電車に乗り、娘である義姉と待ち合わせし、ショッピングを楽しまれていたご様子で、夜遅くにご帰宅。
義姉から「一緒にご飯食べてから帰るから、おじいちゃんの夕飯お願いね〜」ってメールが来た時点で
舅と一緒にファミレスで夕飯を食べてた私達![]()
ご機嫌で帰宅した姑は、
玄関で仁王立ちして待ち構えていた舅&旦那に
びっくり![]()
2人に延々と怒りまくられ、
自転車での野菜小売りをやめました。