昨日の午後は、<下丸子クラシック・カフェ>に和谷先生が出演されるというので、先生の生演奏を聴いたことのない家族を連れて行ってきました。

場所は東急多摩川線下丸子駅からすぐの大田区民プラザ。
500人ほどのホールで、舞台にはピアノと譜面台と、隅のほうにカフェテーブルとイスが置かれ、cafeの設定

和谷先生がお客さんとしてcafeにやってきて、<cafeのマスター>である山田武彦さんのピアノ伴奏で演奏するという、まるでテレビ番組を見ているような演出でした。

進行役の朝岡聡さんとのトークも楽しく、ときどき大爆笑。

そんなラフな雰囲気でしたが、先生の、マイクを使わないハーモニカの演奏中は皆が息をのんで聞き入っているのがヒシヒシと伝わってきました。

第1部がメンデルスゾーンの<歌の翼>を基にした幻想曲、シューマンのアダージョとアレグロ、ヴィラ・ロボスのハーモニカ協奏曲

御衣装もガラッと(赤黒のスペイン風?)替えて登場しての第2部は、ガーシュインのラプソディー・イン・ブルー、ファリャの火祭りの踊り、サラサーテのアンダルシアのロマンス、ジェームス・ムーディのトレド

そしてアンコールに応えてピアソラのリベル・タンゴ。
さらなるアンコールでオブリビオンを熱演したあと、<それでは、またいつの日か>と<お客さん>が去ってcafeもclose

和谷先生の演奏は、やっぱり、すごい

第1部で折れたリードを、第2部との休憩中に交換したそうです。

は開演前の舞台(ピアノの調律中)