こんにちは。ヒラPです。

前にも書きましたが、
自分は宮城から北海道へ移住してきた、自主避難者です。
6月末に引っ越してきて、9月から当社で働いています。
一方、地元の知り合いで避難した人はいないです。
今の所、ウチだけ。

地元の知り合いや、すでに移住した方の話を総合すると、
「経済的なメドがつかないから(移住しない)」
「経済的なメドがついたから(移住した)」
結局、それが全てみたいです。

そりゃ普通に考えたら、確かにそういう事になるんでしょうけど。
メドもつかないのにとりあえず避難して、それでも
何とかなってる僕みたいなのもいますよ、と言っておきます。

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「直ちに影響するわけではない」という有名なセリフ、
僕は本当に罪深いと思います。

放射能によって、地域や居住年数や年齢や体質によって差異はあれど、
確実に死に「近づく」ことは確かなんですから。

それがいつで、どのように、どれぐらい苦しいことか、
という部分がハッキリしない、ボヤかされているために、

「財産より命が優先」という、至極当然のことに
気づけない、気づきたくない、
認めたくない、日常にしがみつきたい、
怖いことや困難には目をつぶっていたい、という
人間の弱い気持ちを肯定し、
日常に縛り付けてしまっているように思います。

別に自分が強い人間だとは思ってませんが、
むしろある程度はアホになって、
後のことは後で考えよう!ぐらいの気持ちで
まず逃げてしまえばいいのに、とよく思います。

まだ災害は終わってない、「緊急事態」は続いているわけで。
実際、放射能の漏洩、3.12の頃から変わらず続いてるんですけどね。
すっかり「日常」を取り戻したような世間の風潮が怖いです。

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