いよいよ管財人の方との面接です。
場所は、管財人の方の弁護士事務所で、私と私の担当の弁護士の方で面接がありました。
担当の弁護士の方とは、面接の直前に初めてお会いしました
弁護士の方からは、管財人との面接ではこんなことが聞かれるだろうということを話し、その後すぐに管財人の事務所に行きました。
事務所に着くと、応接室に通してもらいました。
応接室は、普通の会議室ですが、法律の本などがたくさん並べられていて、緊張しました。
程なくして、管財人の方が来られました。40代くらいの男性の方でした。想像していた怖い感じの方ではなく、しっかりした落ち着きのある信頼感のある弁護士の方でした。
挨拶をして、そのあと申立に関することを聞かれ、説明していきました。
個人事業主なので、収入のことがほとんどでした。どこで、どんな契約で仕事をしているのか、契約書や明細書はあるかを聞かれ、あるものは後日、代理人の弁護士へ提出してくださいとのことでした。
厳しい感じではなく、丁寧に1つずつ確認し、説明していくといった感じでした。
代理人の弁護士は、少し説明をする程度で、ほぼ自分自身で説明しました
最後に、これから、郵便物がすべて管財人に転送され、開封して中をチェックすることを伝えられました。
以前からこのことは聞いていたので、そういうものだと受け入れました。
また、債権者集会がほぼ2ヶ月後にあるので、それまでは絶対にお金は借りないようにと釘をさされました。
破産の申し立てをしているので、普通のところでは絶対に借りられない。そうなると、危ないところから借りることになり、もしそうなると、自己破産の免責も下りないだろうと言われました
そうなると、依頼者にも代理人弁護士にも管財人にも何もいいことはないと
もちろん、そんなことするつもりはありません。借金でこれだけ苦しみ、申立に至るまでも辛い思いをし、最後の最後でそれをぶち壊すようなことはしないです
そうして、2ヶ月後の債権者集会で会いましょうと終わりました。
すごく緊張した管財人との面接ですが、聞かれたことに正直に話しただけでした。
提出する書類などはありますが、無事に終わりました。
怒鳴られることや変な質問などもなく、ずっと平常心のまま、終えることができました。
後で、代理人弁護士から聞きましたが、この管財人面接が一番のヤマ場だそうです
つづく