あれから 2ヶ月経ったね
あちらの世界で 見ていますか?

まだ ハッキリと覚えてる
身体中に震えが起きた あの瞬間

貴方は
いつものようにベッドを起こして
頭を軽く傾けて
口を開いて

そう 眠っていたね





生の証がないと 分かった瞬間

怖かったよ

やだー!って 叫んだと思う






職業柄か 心マをしている自分に気付き

あまりの骨の脆さに
一瞬 躊躇したんだ…







楽にしてあげましょう…
苦しいだけですよ…


医師の言葉に

嫌だ! という思いと
苦しめたくない という思いと

泣きながら 頷いたんだっけ…








誤嚥性肺炎

でも…それ程酷くはなく
むしろ
内臓を支える筋肉が
ペラッペラだった






そこまでの検査は しない

そう 2人で話し合ってたから

見た目からじゃ わからなかった…





まだまだ 続くと 思い込んでた
私も 貴方も…







ビックリしただろうね 貴方も

でも
毎日 両親の事で忙しく

明日は どこにも行かない
って言葉聞いて
安心したように 笑った

力が 抜けたのかな…


その数時間あと だったから…






今はもう 置いていかないよ
いつだって 側にいる

唯一 お風呂の時だけだね
待っててねって言うの









今もね やっぱり介護の仕事してるよ

でも お客さん扱いしない
家族のように 接するのが 私

だから時には ケンカもするよ

でも また仲直りしてるの

大切にしてるんだよ

見てて 分かってるよね







この前ね
ばあちゃんに会ってきたよ
楽で いいね
だって 忘れてるんだもんね

思わず苦笑いしたでしょ?

また今度行っても
忘れてるよ きっと


こんなばあちゃんだけどさ
仕方ない
最期まで 面倒みるから 安心して

でも 時々は グチるからね








貴方にお願いがあるんだけどな…

私の大切な人
もう 苦しめないであげてって
そっちのお偉いさんに 話してくれない?

まだ ペーペーの仏様だから
無理かなぁ

でも そっちの世界は
皆 平等じゃないの?

運命を司る役目?の人?に
理りを 曲げて欲しいって

どうしても代償を って言うんなら
私の運命を ちょいと操作してくれて
良いからさ


ま お願い! 頼んだよ!







貴方の 2回目の月命日