今 パパの部屋に入り
もう 寝なさいよ。
明日は 冷えるってよ
寒くないように しなさいよ
じゃあ テレビ消すね
おやすみ
電気とテレビを 消してきました
主のいないベッド
毛布と布団を しっかりかける
廊下を歩くと
聞こえない もう
酸素濃縮機の音
フルタイムで仕事を探さなきゃな…
パパがいれば
フルタイムでも 頑張れるのにな…
でも
パパが戻ってきてくれたら
お金なんか 要らない
服もバッグも
何にも 要らない
自分達が生活する為の お金
必要だから 働かなきゃいけないけど
そこに 価値が見出せなくて
娘もいる
愛犬 タルトもいる
父も 母もいる
ばあちゃんも…
それでも
パパ一人がいなくなっただけで
光が 消えちゃった…
お供えする 数々の食べ物は
みんな
パパの好きなもの
これらだって
お金がなきゃ 買えない
分かっていても
パパの好物を買うんだ!って
思い聞かせても
どこか やはり虚しい…
もう パパは
何でも食べられるんだよ…
ステーキだって
ちゃんと噛んで 飲み込める
写真の中のパパだって
美味しい!って 喜んで食べてるよ…
明日は どんなご馳走にする?
何が食べたい パパ?
その為にも
パパに 美味しい物 食べさせる為にも
頑張らないと でしょ 私?
違うよ…
もう いないんだよ パパは…
だから
頑張れないんだよ…
眠るのが 怖いよ…
隣で寝てる 愛犬までもが
私が 眠っている間に
逝っちゃったら…
私が 眠っている間に
娘までもが
逝っちゃったら…