ワンちゃんとご家族をつなぐ架け橋
わんコミュニケーター新田道子です
昨日からの流れです
プロフィール①から続きます
そして引っ越した翌年には息子が生まれ、更に忙しい毎日を過ごします。
会社員の時は、経理と営業事務を経験しましたが、特に経理部に所属していた時には、経理という仕事が他から見えにくい事から、たくさんの誤解を受け悔しい思いをしていました。
やる気もあり、嫌いではなかったはずの仕事が、認めてもらえないという思いが強くなると共に、毎日会社に行くのが苦痛になっていきました。
何か私に合う事ないかなと探し、心惹かれたのがオーラソーマというカラーセラピーでした。
私はオーラソーマの講座を受講し、プラクティショナーとなりました。
100本以上あるボトルもそろえたのですが、結局自信が持てず仕事にはなりませんでした。
そんなもやもやとした気持ちで会社員を続けていたので、ついには胃潰瘍になってしまいました。
そしてそんな中、息子が小学校4年生の時に、体調不良とともに不登校になります。
毎朝「ママ~気持ち悪い」と言いながら目を覚ます息子。
病院からもらった薬も全く効かず、恐怖と不安の毎日でした。
なんとか良くなる方法はないかとレイキを習得し、毎朝息子にヒーリングを行いました。
このころ天使のヒーリングやホメオパシーなども勉強していましたが、息子の状態が良くなる事は無く、結局息子の体調不良を理由に、長年勤めた会社を退職することになりました。
今思えば、辞める理由が欲しくて不登校の息子を存在させたのだなと思いますが…。
学校へ行けない息子との生活は続きます。
息子は私が居ない時に具合が悪くなるのが不安で、私は買い物以外外出できない半軟禁状態でした。
当時は家より外の方が好きだったので、かなりのストレスを感じていました。
息子の体調が落ち着いてきてから、私はちょっとずつパートや在宅のお仕事を始めます。
今まで毎月のお給料と年二回の賞与が二人分入っていた家計が、半額に近い状態でしたが、これまで節約という事を経験してこなかった私は、ほとんど変わらない形でお金を使っていました。
私の退職金はあっという間に無くなり、預金もどんどん減っていきます。
そんなこんなで、子供たちが成長し手が離れた時には、何にも喜びを感じられなくなっている私が居ました。
ついには、胃潰瘍と腸閉塞で2か月の間に二度入院手術をすることに。
まだ元気だった父と、軽く認知症になっていた母がお見舞いに来てくれ、父は入院費の足しにと封筒をくれました。母は心配して私の手を握りました。
退院後、ドアすらも開けられない、しゃがんだら立ち上がることも出来ない、がりがりに痩せた自分を見て絶望しました。
このまま一生を過ごすのか?
私が好きなことは何?
やりたいことは?
何度も自問自答して出てきたのがドッグトレーナーでした。
ああそうだ、私犬が大好きだったんだ!文集にずっと書いてきたじゃない!
そしてトミーとの幸せなやり取りを思い出していました。
決断した私は東京のスクールに通って、犬の行動学を学び、犬の幼稚園で実習を重ねました。
毎週往復4時間かけての通学でしたが、幼稚園で犬と触れ合えると思うと楽しみでしかありません。
私が学んだスクールは、ペットの殺処分ゼロ実現を目指していました。
動物好きを封印して来たがゆえに、ペットの殺処分がどういう状況なのか全く知識が無かったのですが、私はそこで初めて自分がしてしまった事の重さを知ったのでした。
私のように無責任に犬を迎えてしまうことがありませんように!
ドッグトレーナーとしての想いが深まっていきました。
そして無事に実習期間を終え、スクールを卒業し今に至ります。
なぜ飼っていた犬を手放してしまうのでしょう?
最大の理由は、コミュニケーションの不足だと思います。
人と犬がお互いに誤解している状態がMAXになった時に手放す選択をしてしまうのです。
私は、その誤解を解きたい。お互いの気持ちを何とか伝えてあげられないかと。
問題行動と言われる行動を取ってしまう犬の気持ち、そして犬がその行動をする事を悩む飼い主さんの気持ち、そうさせてしまったという罪悪感などを、判断することなく耳を傾けたい。
今そんな想いをお伝えできるのも、今まで通って来た私の道があるからなんだなあと、ここまで歩いてきた自分を愛しく思います。
動物は同じ地球に降り立った魂の仲間です
人と接するのと同じように犬を尊重出来たら
従わせるのではなく、こうして欲しいと伝える
心を開くコミュニケーションでお互いを分かり合えたら
アイコンタクトで通じ合えたら
どんなに幸せな犬との生活になるでしょう?
そんな想いをこれからも伝えていけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おまけ
結局、ヒーリングも何も効かなかった息子の体調が良くなったのは何だったと思いますか?
正解は
↓
浄霊です(^◇^;)