連日暑いですね・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200819/17/fuwaritomoko/50/a7/j/o0640042514806599916.jpg?caw=800)
今、コロナも怖いですが、
熱中症も本当に気を付けないと
気が付いた時には動けない程の倦怠感になり
最悪、命を失います。
年々、熱中症で亡くなる方も多い時
2010年の1731人(猛暑日13日/東京都)
2018年の1581人(猛暑日12日/東京都)
(厚労省調べ)
この人数も猛暑日(35度)の日数に大きく影響されています。
冷夏だった
2009年は年間で236人(猛暑日0日/東京都)
と差がありますね。
今年は8/16現在で猛暑日は東京都で10日になり
死亡者数の統計はまだわかりませんが連日
2桁以上を確認されています。
今年は記録を塗り替えるかもしれませんね・・・
熱中症のリスク・・・
リスクはいくつもありますが、
今回は、運動と食事に関してお伝えします。
● 筋肉量の減少
私たち体内の水分量は
赤ちゃんは75~80%
幼児で約70%
成人で60~65%
老人で50~55%
年々、体に水分を維持できる量が減っていきます。
また、筋肉細胞と脂肪細胞では
水分を維持できる量が違ってきます。
筋肉(赤身肉)は80%
脂肪は20%です。
筋肉をつけていると、水分を体の中に
維持しやすくなります。
年を取ると水分を維持できなくなるのは
筋肉量が減ってしまう事も原因の一つとして
考えられますね!
でも、近畿大学の先生ではありませんが
「筋肉は嘘つかない!」ではありませんが
筋肉は年齢関係なくつきます。
今年は各地で中止になっているかと思いますが
早朝のラジオ体操から始めてみては
いかがでしょう (^_^)v
● 食欲がないからと
食事をおろそかにしていませんか・・・
実は、人は水分を飲み物だけから摂っているのではなく
食事からも摂っています。
人が水分を摂る目的は、
水分を摂って血液となって全身に栄養や酸素を運んだり
各細胞の機能を維持するために使われます。
そして、身体をめぐり、老廃物を拾って尿として出す。
または、汗として出して体温調節を行います。
皆さんもご存知かと思いますが、
寝ている間に約300mlの水分を失い、
汗をかくと更に200ml
全部で500mlもの汗を失うと言われています。
そのため、朝しっかりとした水分補給をしないと
体が水分不足のまま1日をスタートさせてしまいます。
朝食は摂っていますか?
朝、起きがけの水は体に良い!
よく聞きますよね。
寝ている間に失われた水分を
補うために私も必ずというくらい勧めます。
水分を失われたままにしてしまうと
血液が濃くなってしまい
熱中症を始め、尿管結石、高尿酸血症(痛風)
脳梗塞、心筋梗塞・・・
体に負担がかかってしまうからです。
しかし、水分を飲み物だけで失われた分量の補給をし
その他、汗や尿として出してしまう分の補給となると
朝からお腹がタプタプになってしまいます(;^ω^)
体は一気に水分を摂ると、体内の水分が
満たされたと勘違いをしてしまい
そのまま、体を素通りして尿として
出してしまいます。
熱中症対策としては、先ず体に留めておきたい!!
1回にとって、体に留められる水分量は
150~200㏄と言われます。
そのため、朝、飲み物だけではなく
食事からもとる必要があるのです。
食事は代謝されることで水ができたり
野菜など食材そのものに水分が含まれ、
体に入ってから徐々に水分として使われるため
体に留めておきやすくなります。
(野菜は95~99%水分が含まれています)
和食の1食分で約500mlの水分を摂る事ができます。
また、水分では補いきれない、
熱中症を防いでくれる
ミネラルやビタミン、塩分、糖質、
たんぱく質なども
バランスよく摂る事ができます。
1日2~3リットルの水分を摂る事が必要になります。
1回200㏄と考えても10~15回!
結構な回数がありますよね(;^ω^)
まずは、3食バランスよく摂る事!
そして、暑い時間を避け、適度に体を動かす事!ですね(^^)