病気なんかしたことが無い

お腹の調子が悪くなり、さすがに年だなと思っていた

数か月も続くと少し気になり、痛みが出てきて家族に勧められ受診

原因は大腸癌。すでに末期だった。

入退院を繰り返し、訪問看護の支援を受けながら自宅で静養。

春になると楽しみだった散歩も再開。

しかし6月8日感染症のため入院。

家に帰りたい、家で死にたいを希望され主治医も家族も受け入れた。

 

退院日の朝、病院から「今朝から病状が悪化しました」の連絡に緊張!

「しかし、予定通り退院します」にホッとする。

 

水も飲めない、薬も飲めないとのことで痛み治療の変更。

翌日には久しぶりの入浴。

退院4日目の夜激しい痛みで往診。

痛み止めを追加すると、「痛みも痒みも無くなった。だるいだけ」とにこやかに話された。

私と看護師がおいとました後

奥さんの手を握りながら、息子さんと3人で冗談も交えながら語り合うこと1時間以上。

奥さんと息子さんがちょっとトイレと席を離れた数分後、

二人が戻るとすでに息を引き取っていました。

 

奥さんも息子さんも「希望通り家に居られてよかった」とにこやかで

看護師の手伝いで、いつもお散歩に行く服装に着替えた彼も微笑んでいるように見えました。