今日は、彼女と宗像大社へ出かけました。
駅で待ち合わせて、私の車でふたりドライブ。
その後は、私のおうちでケーキ＆コーヒーを楽しみながら。
様々な話をしました。
彼女と会ったのは、たしか・・・私が２１歳の頃！
私の所属していた劇団に彼女が客演で出演したことがきっかけでした。
彼女は東京に住んでいます。
それ以来、ずいぶんと会っていなかったのですが、
私の人生の転機と
彼女の人生の転機を
きっかけに
彼女とふたたび会うことになり
以来、彼女と私は
演劇人としての付き合いをかるーく飛び超え
人生の話をする間柄となりました。
約束はいつも突然。
私は、彼女がいまどこにいるのか
何をしているのか
全く把握してません。
彼女も私に関しては同じだと思います。
ただ、思い出したとき。
何かの用事で近くに来たときなどに連絡をとって会う。
そのような感じです。
次に会う約束もしませんし
なぜ今、会う約束を持ちかけるのか、
そのような理由も説明しません。
ただ、
今、福岡にいるよ～
今、東京にいるよ～
そんな感じ。
彼女は、自然を感じることが大好き。
プリミティブな感性の持ち主です。
大きな木を見ると、必ず触ろうとします。
そして、だいたい木に向けて
「かわいいよね～」
と言います（笑）
私は、だいたい
うんうん
と頷いています（笑）
今日も彼女は
「ああ、雨が降ってなかったから
木に腰かけるのに～」
と言っていました。
ふたりで
宗像大社の境内奥ある高宮祭場にお参り。
ここは、私も折に触れひとり訪れる場所。
木立と石組だけから成る素朴な祭場なのですが、このシンプルさに、古代からの日本人の自然に対する信仰を感じることができます。
ふたり黙って祭場を眺めていました。
雨がザーッと落ちて葉にあたる音や
風が抜けて肌にあたる感じ
場に流れる静けさに
ふたりしてニッコリ。
帰り道の森を歩き続けたのでした。
彼女と私は
いつも思いつくままに喋ります。
お互いが
今、何をみているのか
今、何を感じているのか
そんなことを話します。
演劇で出会ったのがきっかけでしたが
演劇の話はほとんどしません。
趣味や、仕事や、共通の友人など
何かの共通項で話題をつながなくても
ただ、彼女が
彼女の人生において
今、何を感じているのか
それを感じたい
それだけで、話題に困ることはないのです。
それは、きっと
彼女も同じように感じてくれていると思います。
今の
彼女と私に
共通項はありません。
彼女の人生と
私の人生は
てんでバラバラ。
似通ることのない
オリジナルな人生。
それでも
お互いがお互いの人生において
今、何を感じてるのか
それを知りたい
その想いだけで
つながっている関係。
それは
彼女と私の関係が
「特別だから」
ということではないのです。
誰にとっても
本当は
「当たり前の」
関係性。
それぞれ
バラバラの人生
お互いのバラバラ
それを
知ることが
別れなどあり得ない
人生としての関係性を
生むのだと思うのです。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
SNSメッセージ（FB、Twitter、LINE）、メールでお気軽にどうぞ。
akoron.white@gmail.com
＊
今後のスケジュール
カウンセリングのためのサロンを開く予定です。
サロンの情報は４月以降こちらにアップさせていただきます。
いましばらく、お待ちください。
新作台本「誰も知らない洋装店」の上演は
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から延期となりました。
申し訳ございません。詳しくはこちらに記載しております。
http://buru-egonaku.com/2020/03/20/tanga-oshirase/
原作・脚本を担当した
短編映画「3日間クラブ」がYoutubeで公開されています
＊
鵜飼秋子の演劇プロフィールはこちら