伯母の肘が赤くなっていたので

「ケガしたの⁉」

驚いて聞いた

 

母と伯母が笑いながら

赤チンだと答えた

 

あかちん?

今でも売ってる?

危険性があるんじゃなかったっけ

etc

 

頭の中でいろいろ考える

そもそも何で赤チンを塗っているんだろう

 

「肘をどうかしたの?」

一番大切なことが後回しになるところだった

 

特に異常はなかったけれど

小学生のとき以来に見た赤チンに驚いた

 

伯母は昔から何かあると

「赤チン塗っておきなさい」と言うような

赤チン信者だった

 

昔は万能薬だったのか

知らないけれど

今でも信者なのには驚いた