妊娠26週1日
赤ちゃんの心拍が下がったので緊急帝王切開となった私。
私は痛くも苦しくもないけど、赤ちゃんはきっと苦しいんだろうなと思うと、いたたまれない気持ちになった。
その日はたまたま土曜日で主人も面会にきていたので、そのまま病院に残ってもらえることに
緊急帝王切開になるまでの記事は壮絶だった出産②へ
搬送されて4日目
26週1日
580gの女の子を出産しました。
超低出生体重児です。
手術は半身麻酔だったので、出産の瞬間は覚えています
26週ぐらいだと赤ちゃんの肺は未完成で呼吸ができないため、生まれた瞬間は泣かないよ!と言われていました。
そのうえ、
自分で呼吸が出来ず、すぐに人工呼吸器をつける必要があるので、その場では赤ちゃんには会えないからね!とも言われていました。
でもでも、我が子は
生まれた瞬間泣いたんです
小さな小さな声が聞こえました
半身麻酔でよかった
さらに、
自分で呼吸できていたのです
だから、先生が私のそばに連れてきて来てくれて対面できました

ちっちゃーーい
でもめっちゃかわいい

二重の目をぱっちり見開いて、こっちを見ている感じがしました
(580gの赤ちゃんって想像ではもっと宇宙人みたいな感じかと思ってたんですが、しっかり赤ちゃんでした
)
あー、無事うまれてよかった

あとは私の傷口をふさいで終わり
とても嬉しい気持ちでぼーっとしてました
そしたら、何だか吐き気をもよおしてきたんです。
先生に
「気持ち悪くなってきました。」と伝えると、
「じゃ、全身麻酔にしますね」と全身麻酔に、切り替えられました。
その後の記憶はありません。
目が覚めたらMFICUの病室でした
主人が横にいて、ほほえんでいます
そして、
「○○(私の名前)、手術中に死にかけたの覚えてる?」
って聞いてくるんです。
はあ??
麻酔から目が覚めてまだぼーっとしているわたしに意味の分からない質問です
はっきりと目を覚ましたあとに話を聞くと、私、手術中に本当に死にかけたんだそう


理由は出血多量。
出血は4800cc!
約5リットル
私はもともと、子宮腺筋症っていう病気を患っていて、その病気があると手術のとき出血多量になる可能性があるって聞いていました。
(赤ちゃんが発育不全になったのも、多分ほとんどはこの病気のせいなんです)
出血5リットルは、身体のほぼすべての血液が輸血に入れ替わった感じです
最近になって知り合いの医者に5リットルの出血の話をしたら、
よく生きてたね!
とびっくりされました
複数の医者がそういうので、それほど大変な出血だったみたいです
全身麻酔に切り替わった頃、手術室の外では看護師さんと先生がバタバタ走り回っていたそうで、それを見て主人は、
尋常じゃない!
なにかが起こったんだ!!
と思ったそう。
先生に、
「出血多量で奥様の血が止まらなく、危険な状態です。全力を尽くしています!場合によっては子宮を全摘出することもあります。」
と私の状況を聞いて、生きた心地がしなかったと言っていました。
誰もいないロビーで、助かるようにとひたすらお祈りしてくれてたらしいです。
ありがと
結局、夜にもかかわらず、産科の先生たちは全員呼び出しをされ、私の手術に携わってくれたそうです。
私のために本当にありがたい話です
何とか無事止血に成功
子宮も温存できました。
手術時間は約5時間にもおよびました。
主人もほっと一安心
本当にこのまま死んでてもおかしくないぐらいでした。
この話を聞いた私は、自分のことなのに、他人事のように感じていました。
2人とも生きててよかった。
主人が心からそういいました。
その言葉で本当に心配かけたんだな、って思いました。
私の両親にも、とても心配をかけました。
遠く離れて暮らしているので、実際にかけつけることもできず、もやもやさせてしまったと思います。
心配かけてしまったみんなに、ごめんなさいとありがとうを伝えたいと思います
さて、
私は大量の出血だったため、出産後もなかなか体調が回復せず、1ヶ月弱入院していました
それでも、先生に言わせると回復が早いそう
ふわりんも、3ヶ月半のNICUの入院生活を経て、本来の出産予定日頃に元気に退院
何の問題もなく、退院できました
ほんと、ふわリンも私もとても生命力が強かったんですね
今、ふわリンも、私もとても元気です
ふわリンは早く生まれてしまったため、本来の予定日から換算する修正月齢で他の子にやっと追いつくぐらい。
ですが、この成長は順調すぎるぐらい順調なんだそう
本当は誰よりも体調を悪くしがちだったり、風邪をひいても重症化しやすかったりするはずなのに、今のところその兆しはありません
ほんとに強い子なんだなと思います。
(油断はできませんが…。)
こうやって楽しい毎日があること、そして、助けてくれた皆さんにとても感謝しています
その感謝の分だけ、これからも精一杯生きていこうと思います
ここまで、長文を読んでくれた方々、ありがとうございました。
引き続き、日常のブログもご覧いただけると嬉しいです
ジュディ。
赤ちゃんの心拍が下がったので緊急帝王切開となった私。
私は痛くも苦しくもないけど、赤ちゃんはきっと苦しいんだろうなと思うと、いたたまれない気持ちになった。
その日はたまたま土曜日で主人も面会にきていたので、そのまま病院に残ってもらえることに

緊急帝王切開になるまでの記事は壮絶だった出産②へ
搬送されて4日目
26週1日
580gの女の子を出産しました。
超低出生体重児です。
手術は半身麻酔だったので、出産の瞬間は覚えています

26週ぐらいだと赤ちゃんの肺は未完成で呼吸ができないため、生まれた瞬間は泣かないよ!と言われていました。
そのうえ、
自分で呼吸が出来ず、すぐに人工呼吸器をつける必要があるので、その場では赤ちゃんには会えないからね!とも言われていました。
でもでも、我が子は
生まれた瞬間泣いたんです

小さな小さな声が聞こえました

半身麻酔でよかった

さらに、
自分で呼吸できていたのです

だから、先生が私のそばに連れてきて来てくれて対面できました


ちっちゃーーい

でもめっちゃかわいい


二重の目をぱっちり見開いて、こっちを見ている感じがしました

(580gの赤ちゃんって想像ではもっと宇宙人みたいな感じかと思ってたんですが、しっかり赤ちゃんでした

あー、無事うまれてよかった


あとは私の傷口をふさいで終わり

とても嬉しい気持ちでぼーっとしてました

そしたら、何だか吐き気をもよおしてきたんです。
先生に
「気持ち悪くなってきました。」と伝えると、
「じゃ、全身麻酔にしますね」と全身麻酔に、切り替えられました。
その後の記憶はありません。
目が覚めたらMFICUの病室でした

主人が横にいて、ほほえんでいます

そして、
「○○(私の名前)、手術中に死にかけたの覚えてる?」
って聞いてくるんです。
はあ??
麻酔から目が覚めてまだぼーっとしているわたしに意味の分からない質問です

はっきりと目を覚ましたあとに話を聞くと、私、手術中に本当に死にかけたんだそう



理由は出血多量。
出血は4800cc!
約5リットル

私はもともと、子宮腺筋症っていう病気を患っていて、その病気があると手術のとき出血多量になる可能性があるって聞いていました。
(赤ちゃんが発育不全になったのも、多分ほとんどはこの病気のせいなんです)
出血5リットルは、身体のほぼすべての血液が輸血に入れ替わった感じです

最近になって知り合いの医者に5リットルの出血の話をしたら、
よく生きてたね!
とびっくりされました

複数の医者がそういうので、それほど大変な出血だったみたいです

全身麻酔に切り替わった頃、手術室の外では看護師さんと先生がバタバタ走り回っていたそうで、それを見て主人は、
尋常じゃない!
なにかが起こったんだ!!
と思ったそう。
先生に、
「出血多量で奥様の血が止まらなく、危険な状態です。全力を尽くしています!場合によっては子宮を全摘出することもあります。」
と私の状況を聞いて、生きた心地がしなかったと言っていました。
誰もいないロビーで、助かるようにとひたすらお祈りしてくれてたらしいです。
ありがと

結局、夜にもかかわらず、産科の先生たちは全員呼び出しをされ、私の手術に携わってくれたそうです。
私のために本当にありがたい話です

何とか無事止血に成功

子宮も温存できました。
手術時間は約5時間にもおよびました。
主人もほっと一安心

本当にこのまま死んでてもおかしくないぐらいでした。
この話を聞いた私は、自分のことなのに、他人事のように感じていました。
2人とも生きててよかった。
主人が心からそういいました。
その言葉で本当に心配かけたんだな、って思いました。
私の両親にも、とても心配をかけました。
遠く離れて暮らしているので、実際にかけつけることもできず、もやもやさせてしまったと思います。
心配かけてしまったみんなに、ごめんなさいとありがとうを伝えたいと思います

さて、
私は大量の出血だったため、出産後もなかなか体調が回復せず、1ヶ月弱入院していました

それでも、先生に言わせると回復が早いそう

ふわりんも、3ヶ月半のNICUの入院生活を経て、本来の出産予定日頃に元気に退院

何の問題もなく、退院できました

ほんと、ふわリンも私もとても生命力が強かったんですね

今、ふわリンも、私もとても元気です

ふわリンは早く生まれてしまったため、本来の予定日から換算する修正月齢で他の子にやっと追いつくぐらい。
ですが、この成長は順調すぎるぐらい順調なんだそう

本当は誰よりも体調を悪くしがちだったり、風邪をひいても重症化しやすかったりするはずなのに、今のところその兆しはありません

ほんとに強い子なんだなと思います。
(油断はできませんが…。)
こうやって楽しい毎日があること、そして、助けてくれた皆さんにとても感謝しています

その感謝の分だけ、これからも精一杯生きていこうと思います

ここまで、長文を読んでくれた方々、ありがとうございました。
引き続き、日常のブログもご覧いただけると嬉しいです

ジュディ。