今回も長文です。自分で読み直して4分でした・・・。ほんと毎回ごめんなさい。






私はずっと





DV&虐待があったこと。

今でも苦しんでいること。



そこから逃げるために

週末は

自分で借りたアパートで過ごしていること



週末

あの家からアパートに出かける時は

『実家でゆっくりしてくるねー』って

ウソついて出発してきていること






こんな大事な話すべてを

よぞら&せなの実家に内緒で

生活していました。








頼らないとか、頼れないとか、

そんなんじゃなくって

なんか話せなかったんです。








どこから話していいのかも分からなかったし

こんな話を信用してもらえるのかも分からないし

理解してもらえなかった場合

『◯◯さん(旦那)の方が正しい。

あなたの行動は間違っている』

みたいに言われるだろうし

そんな言葉を言われた日には

傷付いて

これから先、誰にも言えなくなる。






そんな気がしていたからです。






それくらいなら

口にしたくなかったんだ。






怖いもん・・・。








がんになった事が分かった時

比較的楽観的な私は

(事の重大さに気付いてない可能性もあるが。)

軽い気持ちで

うちに電話したんだよね。





その時出たのは

高校生の時まで一緒に暮らしていた

義理のおねえちゃんだったんだけど


『なんかねぇ、子宮頚がんなんだってさぁ~』


という、

まるで

隣の人が居眠りしてたんだよぉ~位の

ライトな言い方の告白(実際深く悩んではいなかった)を聞いた瞬間


『えっ・・・』


って絶句したの。






すごく意外だった。






むかーしむかしに

ずっと一緒に暮らしていたからって言っても

今でも私の事を

家族って思われている自信がなくて。





なんかね、

周りの人々が

私の事を否定しないで受け入れてくれる自信が

全くなかったの。






旦那の家みたいに

誰も受け入れてくれなくて

ひとりぼっちなんだろうな、って

無意識に思ってた。




だからガンって報告しても

あっさりと

『そうなの?』とか

『で?』とか

『あらあら大変ねぇ。(棒読み)』とか

言われるのかと思ってた。






『まだ死なないよぉ?(笑)』

って昔みたいに

おねえちゃんに軽口たたきながら


“あ。

どうやら私

存在してていいみたい。”


ってぼんやり思ってたんだよ。








電話を切ってから

さっきのやりとりを何回も思い出して


“もしかしたら大丈夫かもしれない。

私の家のみんなに

DVの事を話してみよう。”


って決意したんだ。







後日

がんの状態や治療の説明と


『これから “実家で療養する” と言って

家から離れて暮らしたいので

ここに住んでいると偽らせてください』


って言いに

実家に行きました。








文字にすると

なんの感情もない

ただの状況報告にしか見えないけど

ものすごく悩んだし

その言葉を発するまで

緊張しすぎて

血圧が高すぎて(計ってないけど雰囲気)

倒れるかと思ったんだからね!








家族が集まった所で

まずはDVの話を始めました。







初めはあんまり理解していない・・・

というか

私も旦那もどっちもどっちなんじゃね?

いや、むしろよぞら&せなのほうが

被害妄想じゃね?

って思ってたんじゃないかな?



そんな表情だったけど

あやぽんぽん(私の実家ではとても可愛がられている)

数ヶ月前に入院した原因が

(入院した事はすぐ知らせていて、ずっとものすごーく心配されていた

旦那のモラハラ&虐待である事を聞いた時に

点と点が線でつながったような表情になりました。




旦那はこの告白の約5年前くらいから

うちに来ていなかったんだけど

ついでにこの部分も納得していました。







全てを話し終わると

おにいちゃんが

『ここに住んで治療に通っているって

ウソをつくのは構わないけど

離婚しないで離れて暮らす、なんて

なあなあな事は

いつまでも出来ないんだよ?

いつかは絶対ケリをつけなきゃないんだよ?

それは、いつやるの?』

って、言いました。







私とおにいちゃんは

父が違います。






そんなアバウトな関係なのですが

離れて暮らして

いつか離婚しよう・・・と

ぼんやり思っていた私に

まさか

離婚する覚悟を決めなさい、って

言うと思わなくて。






その時は

すぐ答えを出せなかったんだけど

おにいちゃんの本気の言葉が響き

1時間もしないうちに





“おにいちゃんの言うとおりだ。

私はいつまで

こんな生活をしているんだろう。


いつも真正面からぶつかってくるこうじさんに

失礼すぎる対応だった。


もう、そんなのはイヤだ。


治療が終わったらケリをつけよう”



って思って

リビングにいたおにいちゃんに

宣言しに行きました。







急に『ケリをつけます』なんて言うから

めっちゃビックリしてたけど

『応援する』

って優しく言ってくれました。







あの時、ほんと、心強かったなぁ。







そんなこんなで

半日も実家にいなかったのですが

DVの告白もして

離婚の決意も固めて

今思えば

離婚の決め手となる

大事な日だったみたいです。






さてさて。

私はここから

本格的な治療に入ります。







そして

今暮らしているこの場所に

定住する事になります。






現在私たちは

本当に狭い、この1ルームに

3人一緒に

“幸せに” 暮らしています。






○…◎…○…◎…○…◎…○


離婚する決意を固めた事

そしてここから離婚にむけて動き始める事

こうじさんには絶対言わない

と固く誓いました。






こうじさんに言ったら

『子どもたちがかわいそうだろ?!』

って言われて

怒られるのが目に見えてたし

なにより

これは私の問題なので

“私が(私が!)自力で幕をおろさなければならない”

って強く思ったからです。





とはいえ

ひとりぼっちで闘っているのは

とても心細かったです。





何度も

こうじさんに寄りかかりたくなったけど

ぐっと踏ん張りました。えらい。






このあと離婚が決まる約1年後くらいまで

こうじさんに

『家に(旦那の実家)早く帰りなさい』

『いつまでここで暮らしているの?!』

『子どもたちの事を考えて家に戻りなさい』

ってたびたび怒られてたけど

それでも自分でケリをつけたくて

『そだねー』

なんて言いながら聞き流していました。





私、ほんと忍耐強いと思う。笑






ただ単に

執着心が強いとか

ワガママを貫いただけ、とか

そういうのかもしれないけどね。





今でも、あそこまで苦しまないと誰も信じてくれなかったのかな?って思いに襲われる時があって、ものすごく苦しいよ。誰か信じてくれる人が一人でもいればよかったのかもね。わかんないけど。