旦那の性的DVがひどかったんです。




のちに

離婚について

弁護士さんに意見を聞こうと思って

無料弁護士相談なんかで話しをすると

どの人達も


「えっ?!」

ってドン引きして


そのあとに

「慰謝料を請求しませんか?」

って必ず言われるくらいには

ひどかったです。






一番みなさんが読めそうな

軽~い物を書くと

『視姦』






裸に近い衣装を身につけた私を

公共の場で

不特定多数の人に見せつけるように

立たせておいたり

歩かせたりするの。






これが一番ライトかな。






やりたくはなかったけど

するまでしつこく強要されたし

それでも拒否してると不機嫌オーラ出されて

家にいるのが辛くなるし

「やらないと他のとこ行くよ」

って言われたし

やる事を耐えたら優しくしてくれるし。








結婚初期の頃に

出会い系で出会った女性を買っていた時

ごめんなさいって言いながら

『でも、あなた“も”悪い』

って言われた日から いつも


自分の行いを悪くないようにして

よその女の人のとこに

行かないようにしよう


彼の欲求を満たしてあげたら

他の女の人の所に行かないよね?


他の女の人としてくる

なんてもう絶対イヤから

ちょっと辛いけど

耐えておこう

そしたら大丈夫、

うん、大丈夫。


って思ってた。







やりたくはなかったけど

やらないっていう選択肢はなかった。






ここには書けない物も

たくさんした。






そのたびに

こうじさんの事が頭をよぎってた。







初期の頃は

こうじさんならこんな事させないだろうな、

優しくしてくれるだろうな、

って現実逃避。







こうじさんと子どもたちとが

仲良くなった頃からは

ものすごい罪悪感。





毎日毎日

本当にごめんなさい

裏切ってて本当にごめんなさい

って

心の中で謝りながら

間違った道を歩んでいました。







誰にも言えない苦しみ。






助けてほしかった。






でもどうしたらいいか分からなかった。






性的な話なんて

誰にも言えないしね。








離婚するたぶん3年くらい前のある日

障害者手帳の更新に行った時

机に貼ってあったステッカーに

“同意のない性行為は夫婦間であっても許されないものです”

“脅しながらもダメです”

“全て性的虐待です”

みたいに書いてあったのを見て


『あれ???』

『これってDVなの???』

『みんな、こういうやり方でしてるんじゃないの???』

って凄い衝撃が走りました。





他にも

借金を家族に内緒で何度も繰り返す

配偶者にお金を渡さない

などの金銭的虐待や


無言の圧力をかけて

相手を従わせたり

否定的な言葉をかけて

配偶者が自立できないようにおとしめる

モラハラなんかが

書いてありました。





たぶんこの時の

ステッカーを見た頃から

旦那の性的要求に応える事が

あまり出来なくなりました。

(とはいえ少しは頑張った)






後の調書に

『しないからモラハラすることにした』

みたいな事が書いてあったから

ここからひどくなっていったのかな?







今までされてきた事はもしかして

DVだったの??

って、すごい衝撃で

頭がぐらぐらする中

『もしかして私ってDVされてるの?』

ってこうじさんに聞いたの。





そしたら

『気付かなかったのぉ~?』

ってさらりと。







こうじさんは

私がお金の問題で悩んでいた時

なぜかキレられたというのはさておき

ちゃんと前に進められるように

一緒に考えてくれたし


モラハラが苦しくて落ち込んでいる時は

「食べる事はいい事なんだよ~」

とか言いながら

ご飯作ってくれたり

飲みに連れて行ってくれたり


家にいれないほどひどい時は

子どもたちを誘って

4人で遠出したり。




私や私たちに

真剣に向き合ってくれたの。






そしてね。







子どもたちと仲良く遊びに行ったりして

私たちとごく近い仲になっていっても

こうじさんは

私に

1ミリたりとも触れなかったの。







私は軽い知的障害があるから

いくらでもだませたし

丸め込めたし

簡単にできたんだよ?





触れない優しさ。






性的なものは知らなかっただろうけど

金銭的DVやモラハラなのは分かってたはず。




でも

それを言う事によって

よぞら&せな家が崩れていくのは

苦しかったんだろうな。


まして

触れること、それ以上の事の

自分勝手な行動で

みんなを苦しめてはいけない、って

何度も思ったんだろうな。








うちらがバラバラにならないように

DVって気付いてても言わなかったり

先に進むような行為をしなかった、


そんな心遣いを知った時

どれだけ自分が大切にされているのか

思いしらされて

自分自身や彼の心を傷付ける事は

もう絶対しない、って

決めたんだ。













と、

時々こんな記憶が流れていきます。


そしてそのたびに

「こうじさん、大切にしてくれてありがとう」

って思います。





恥ずかしいから

絶対言えないけどね!









性的なものだから誰にも言えなくて

娘が21才だから

約22年。





弁護士さんに内容は話したけど

寄り添ってもらえたわけではなく

事実を淡々と話しただけなので

今まで

このトラウマで苦しんでいる事を

誰にも言えなくて

ずっと辛かった。







DVに気付いてから数年後の最近になって

辛かったこの気持ちが爆発します。




でも

まだまだ未来の話です。




, , , 《続く》





(これでやっと半分くらい書けたかな?って思ってたけど、まだまだだった…。長くてごめんなさい)