{A307A34E-8761-4CDF-9293-895A679664B8:01}

母の玄関先に咲いている
クリスマスローズ

何故か母が植えた植物は、

しっかりと根付き、

着実に大きくなっていきます。

土や肥料は市販の物は一切使わず、

腐らせた草木や台所の残飯を適当に
蒔いているだけなのに…

不思議…。

身体の調子は変わらず、いいみたい。

いつも顔見るまでは、ドキドキしてしまう。


介護認定がおりたおかげで、
家のあちこちに手すりや足踏み台が
あったりで、

私が使っても快適でした。

認定師さんにも感謝です。

あの方がいらしたのは、母が入院して二週間程のこと。

事前に市役所で私と妹で手続きをし、日にちがきまりました。

立ち会うため、予定よりも早く病室にいき
母のベッドを覗くと…

あれ?寝てる。10時なのに、具合悪い?

声をかけると

本人なりに判断して、病人らしくしとこうと思ったらしいf^_^;

あのぅ、今回は骨折だけど~。

普通でいいんだよ。

そうなの?
重病らしくした方がいいのかと思った。と

普段、全然気が効かない人なのに
こういう時はいらん気をきかせるのか⁈

と心の中で語った私。

更に、聞いたことは斜め前のベッドの人にも少し前に認定師が来てたらしく

何を聞かれるかそれで予習したと言うでは
ありませんか。

なんだか…余裕だな。

こういう人たちが補助を受けていいのか?

本人いわく、介護保険納めてるし…と

まあまあ、そうだけど。

すると、
とても感じの良い認定師さんが表れ
ご挨拶。

最初は布団に深くうずくまる母も、結局は普段通りベッドに座りご挨拶。

簡単なお話の後、
普段の生活について質問。

ご家族は?

二人です。…Σ(゚д゚lll)
だからボケたふりはやめなさいよと心の中。

えっ、一人暮らしでは?

いえ、犬と二人暮らしです。マジ顔で。

認定師さんは私の顔を見て、困った様子。

母にとったら、犬は家族なんです。

そうですか。

その後も微妙なタッチで質問をこなし、しまいには私と妹も笑いを堪えきれず、

認定師さんまでも大爆笑。

しかし最後の質問で、緊迫したムードが。

今から見せた物を覚えて下さい。
4つありました。
幾つか関係ない質問の後で
何を見せたか聞きます。

私でも少し不安なこのお題。

ここまで、いやこの日までボケてるのかどいだか訳わからないままきたけど

ここでハッキリする時がきたと。

全く関係ない話や質問を普通に、ゆっくりされて忘れてしまいそうなころ

さて、先ほど見せたものは?

すごくドキドキ、あれっ私は言えるか?

なんて心配をよそに、母はスラスラと言ってるではありませんか❗️

妹とともにホッとしました。

後で、母に聞いたら当たり前よ。
と怒られました。なんだ、そうなんだ。

まだまだ、大丈夫なのかな?と
ホッとした日でした。

その後かなり月日が経って、判定が届き
地域の管轄のご担当の方が見えて、

受けれるサービスを教えて頂きました。

この先、妹と二人でどうしようと不安に思っていた事がまるで手品のようにクリアーになっていくお話を聞いて、

すごくありがたい。

と思いました。プロの人たちが手を差し伸べてくれるのはとても心強いです。

あらゆるたくさんの方々に感謝です。

案外、母本人がのほほんとしているのが
大変気になるところではありますが…f^_^;

新たな出会いも母のおかげ。

母にも感謝しなくては❗️