日本を理解する本 | ベビーグッズ販売plume(プルーム)のブログ

ベビーグッズ販売plume(プルーム)のブログ

3児の母が自分の子のために考えた
「心地よく 使いやすく かわいらしい」
ベビーグッズを販売しています

最近図書館の新刊コーナーで見つけて、面白そうなので借りてみたらハマってしまい、一気に読み終えてしまった本をご紹介します。




どうする! 依存大国ニッポン

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本は、あらゆるものを海外に依存しています。
米国の市場に依存したり、中国の労働力に依存したり、資源が豊富にある国に依存したり、米国の核兵器に依存したり、若い世代やその子どもにまで依存しています。
その依存が過度なために、非常に不安定な状況が創出されています。
日本に将来ビジョンが欠如しているために生じている現象です。


【目次】(「BOOK」データベースより)
第0章 政治を動かす4つのアクター
第1章 20世紀型成長モデルに代わるものは?世界における日本経済
第2章 ゼロベースで考える日本国の防衛
第3章 まったなし!ツケを若者に回す財政赤字問題
第4章 自給率40%!食料依存の実態
第5章 自給率わずか4%!日本のエネルギー問題
第6章 結婚問題ととらえるべき少子化問題
第7章 どうする!?依存大国ニッポン


かなりわかりやすく項目別に解説されていて、政治リテラシーの低い(汗)私でも理解できました。
第0章の時点で「ほ~」と感心しながら読んでたくらいですから。

私たちが意識を変えないといつまでもこのままずるずると先延ばしになっていって、私たちが年をとるまで問題が解消されないんじゃないかと不安になりました。

少子化問題に対しての対応、この本に書かれていることを読むと目から鱗です。いただける手当は多い方が嬉しいですが、それだけじゃダメなんだと考えさせられました。

35歳くらいまでにこだわらず、ぜひ読んでみて~とお勧めしちゃいたくなる本です。


あともう1冊。
これはお友だちのブログで紹介されていたのを見て、気になって買ってしまったのでした。(だって、図書館だと48人待ちで・・・借りれる頃には経済変わってきてるよ・・・)




「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
今、日本が抱えている2大難題である、現在の「アメリカ発の世界不況の仕組み」と、将来不安を生み出している「年金問題」を、予備知識を一切前提とせずに、文字通り“世界一わかりやすく”解説しています!
しかも、驚くくらい“深い”内容です!!
この本で解説する「本質」の部分が見えるようになると、現在の様々な経済のニュースが、実はとてもシンプルなものだと分かるようになります!

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 学力や思考力は日常の会話方法で飛躍的にアップする!
(どうすれば「思考力」が身に付くのか?/親子間で「論理的思考」を磨く会話法 ほか)

第2章 なぜ人は「宝くじの行列」に並んでしまうのか?
(株と宝くじは、どっちがハイリスク?/なぜ宝くじの行列に並んでしまうのか? ほか)

第3章 なぜアメリカの住宅ローン問題で私たちの給料まで下がるのか?
(「サブプライムローン」とは?/アメリカ経済の大きな「転機」 ほか)

第4章 「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った?
(国の年金が破綻するって本当?/そもそも「年金問題」とは? ほか)


この作者の方、有名なんですね!
初めて知りましたがカリスマ講師なんだそうです。

これは夏休みに読もうと思っていたら読み損ね、他の本に埋もれ、ようやく読み始めるまで2週間もかかってしまいました。あはは~。

最初は正直ちょっと読みにくいなぁ・・・と思ったのですが(難しいとかではなく、文章の書き方の好みですね)、第3章あたりから私の興味にヒットしたせいもあってか、ぐっと引きこまれました。

原油価格の高騰で小麦や卵の値段が上がった理由がどうしてなのか、頭を整理できましたし(無知がバレる・・・)
サブプライムローンの仕組みがわかったので、どうしてあんなに世界恐慌のようになったのかも理解できました。

年金のことなんて、日本のことなのに私は全く理解できてなかったんですね。。。
未納率に関することなんて、へぇ~へぇ~へぇ~ってトリビア状態でした。

この作者さん、昨年首相直轄で立ち上げられた「社会保障国民会議」というのに委員の一人として参加されたそうです。
そこでの出来事、興味深かったです。

+++++


両方の本を読み終えた数日後、選挙のハガキが届きました。
この2冊を踏まえて、各政党の言ってることをじっくりと聞いてみようと思います。
自分の生活に直結することだけではなくて、未来まで見据えて考えなければいけないなぁと実感したのでした。