★ 世界遺産 平泉～中尊寺金色堂 ★

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これが世界遺産の「平泉ー仏国土（浄土）を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の中で、中心ともいえる国宝の中尊寺金色堂

金色堂は、中にあるので、金閣寺のように外観からキラキラではありません。12世紀平安時代の建物です。


しかし、お写真ＮＧなので、ガイドブックなどから。
金色堂の名のとおり、堂は内外共に総金箔貼りで、扉、壁、軒から縁や床面に至るまで漆塗りの上に金箔を貼って仕上げられています。

が

わたくしも訪れるまで存じませんでしたが、金箔もさることながら、一番すごいのは蒔絵と螺鈿　　
ご案内してくださった漆関係者の方々にとっては、金箔よりも蒔絵のお堂、だそうですが、まさにその通り　
蒔絵と螺鈿が本当にすごいのです
巻柱には蒔絵と螺鈿（らでん）で宝相華文（ほうそうげもん）と仏像が表されています。仏堂内部に壁画ではなく漆工芸で仏像を表現しているのは日本でも珍しいそうです。

それと、高欄の白い部分は象牙なのですが、これらの象牙は、鑑定の結果アジアゾウではなくアフリカゾウのものであることが判明　これは北方貿易により中国経由で輸入されたもので、このことからも当時の奥州藤原氏の財力と勢力の高さを窺い知ることができます。

この金色堂、高さ 8 m、幅約 5 m のお堂ですが、なんとこの中にはミイラが

金色堂を建立した藤原清衡、そして基衡、秀衡のミイラ化した遺体と泰衡の首級が納められているのです。
遺体がミイラ状になって保存されていることについて、何らかの人工的保存処置によるものか、自然にミイラ化したものかは解明されていません。。

でも、このときの調査で中尊寺ハス の種が発見されたのです。

奥州藤原氏３代　４代目の泰衡が源頼朝によって滅ぼされておしまいになります。


癒される大木たち


全国津々浦々の松尾芭蕉

白山神社へいたる道も木がすばらしく。。。

見えてきました

白山神社能舞台。重要文化財です。近世の能舞台遺構としては東日本唯一のもの。「木」の色が歴史を感じさせます。本当に当時の平泉は、とても豊かだったのですね



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