『★ ガリアーノの初公判 ★』

Bonjour

今年2011年2月、ファッションウィーク直前に起こったジョン・ガリアーノの事件。
そして、クリスチャン・ディオールからの解雇、ガリアーノ不在のショー。

普段は、こんな風に、最後にスター

という感じで出てくるのですが
★ John Galliano ジョン・ガリアーノ

解雇され、ラスト・ショーのときには、ガリアーノは出席できず、
★ John Gallianoディオール解雇 ★

↓のようなことになりました。
★ ブランド企業の危機管理とディオール・ラストショー ★
★ カールとジョン ★

ユダヤ人を差別する発言をしたとして侮辱罪で起訴され、事件後、実は海外で治療をしていたジョン。アルコール、精神安定剤、睡眠薬という3つの依存症と闘っており、米アリゾナ（Arizona）州とスイスのリハビリ施設に入所していたそう。
ジョン・ガリアーノ（John Galliano）は今、50歳。

これが、７時間にもわたった公判で明らかにされたことで、彼自身はパリのバーで暴言を吐いたのはアルコールとドラッグに依存する自分の「殻（shell）」だと主張しました。
「これはわたしの信念ではない。このビデオに映っているのは、弱々しく、助けが必要な人物だ。これは、限界まで追い込まれたジョン・ガリアーノの殻なんだ」と述べ、自分は反ユダヤ主義ではないと強調しました。

こちらがジョンの弁護士。

判決は9月。（

夏はバカンスですから！）

ジョンは、「深く謝罪したい。このすべての出来事で悲しませた人たちに謝罪したい。わたしはすべての人、すべての人種、信念、宗教、セクシュアリティーを尊重する」と述べ、自分も子どものころから移民であったり、ゲイであったために偏見に悩まされたと語りました。

有罪となれば、最大で禁錮刑6月および罰金2万2500ユーロ（約270万円）。
でも、こんな罰金の額などは問題ではなく、彼の輝かしいキャリアが断たれてしまったことのほうが大きなことですよね。