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LOUVRE-DNP ミュージアムラボ。ルーヴル美術館と大日本印刷(DNP)の新しい美術鑑賞に関する共同プロジェクトです。
ITを駆使した今までにない美術鑑賞の手法で展示を行い、このプロジェクトで開発した鑑賞システムは、
ルーヴル美術館のパリ本館に設置することにもなっています。
五反田にある大日本印刷のビル内にある、完全予約制・無料アップのラボ。
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今回のテーマは、「外交とセーヴル磁器」ーヨーロッパの歴史を動かした華麗な器たち。
元外交官志望で、18世紀装飾芸術工芸品を専門とするわたくしには、絶対に見逃せないテーマですビックリマーク
セーヴル磁器を「18世紀フランス王室フランスの外交上の贈り物プレゼントとして政治・文化の両面で重要な役割を演じた」という切り口で取り上げています。
パリよりも先に日本で公開。ということで、見に行って参りましたよラブラブ

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実は、この展示、ルーヴル美術館蔵のセーブル窯の食器9点とマリー・アントワネットの胸像
計10点しか展示がありません目  
これら10点は、「外交上の贈り物」として、18世紀フランス王室から贈られたセーブル磁器の中から、器形と装飾の多様性の観点から選ばれたものです。点数が少ない代わりに、マルチメデイァを駆使して、インタラクティブな、そして多様性に富んだ展示がなされています。

(会場は撮影禁止でしたので、一部以外は大日本印刷さんのホームページからの画像です)
こちらは、専用のパネルに下の作品紹介パンフレットを置くと、自動的に映像と説明が始まるのですビックリマーク
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パンフレットに印刷されたマーカーを上部に設置されたセンサーが読み取り、各ページに対応した解説映像をテーブル上に投影し、作品のエピソードを紹介するというシステム。この面の説明が終わると、ページをめくるように指示されます。
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指示は、上からの光でなされます。
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これは、作品そのものに、ライトを当てることで解説する方法。
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フランスフランス式の食卓儀礼ナイフとフォーク映像を投影したテーブル上で、ルイ15世が1757年4月21日にショワジー城で開催した、夜食会の食卓で使用されたセーヴル磁器のヴァーチャル画像をコース料理の順序に沿って閲覧できます。また、観覧者がテーブルに近づくとセンサーによって後方の壁面に投影された映像も変化し、夜食会の雰囲気を味わえます。
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このシステムは、ルーブル美術館でもお目見えするそう。ニコニコ
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こちらは、18世紀の築窯以来の伝統を守るセーヴル磁器の軟質磁器の製作技法を「材料」と「工程」を切り口として学べる映像ソフト。指グッド!で指し示した事柄について、説明してくれます。
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展示品のミニチュアが、2台のコンピューターに対して1組用意されています。モニターの目の前のくぼみにそのミニチュアを置くと、そのものについての説明が出てきます。3Dに自由に動かし、細部について知ることができます。
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こうして学んだあとは、自分だけのお皿作りビックリマーク 縁の色、金彩のパターン、中央の模様、周囲の模様を選びます。
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選んだ組み合わせは、中央のまっ白なお皿にデータとして送られ、投影されたものを見ることができます。そして、それに自分のイニシャルを入れて、プリントアウトしたものをいただけます。
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こちらが、私が作った作品!? なんだか、よく見たら、ルイ15世からマリア=テレジアへ贈られた「花輪飾り」の皿と中央の鳥以外同じになってしまいました。ヒヨコブーケ2
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他にも、シアターでは、「磁器」による西洋と東洋のつながりを紹介する超高精彩映像番組【磁器の物語-東から西へ-】(約17分間)が上映されています。展示作品だけでなく、13世紀に伝わってヨーロッパの人々を魅了した中国や日本の磁器とフランスにおけるその模倣、さらにヨーロッパ中に広がった中国趣味を表す作品の数々が紹介されています。17分と短いながらも、要所をわかりやすく押さえ、とてもよい番組でした。

実は、ルーヴル美術館のミュージアム・ショップで売られているグッズも多くが、大日本印刷によるものでした。世界に誇る日本の技術!!ですね。

もっとこの事実が広くみなさまに伝わりますように音譜

お次は、展示作品の紹介です音譜


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