★ ヴェルサイユ宮廷における科学と好奇心展 ★ | RuBisふわふわ王国 by 高木美香

★ ヴェルサイユ宮廷における科学と好奇心展 ★

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ご紹介をし忘れていましたあせる「ヴェルサイユ宮廷における科学と珍奇な品々展」
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フランス語ではExposition Sciences et Curiosites a la Cour de Versailles  「curiosite」というのは、興味・骨董などの意味もあるので、「古い、興味深く好奇心をそそられるもの」という感じです。
http://sciences.chateauversailles.fr/
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ヴェルサイユ宮殿において、ヴェルサイユの宮廷と学問の関係をテーマにした、初めての試みです。これまであまり取り上げられることのなかったヴェルサイユのアカデミックな側面に注目し、そこで行われた研究や教育の方法あるいは発明について、かつての王室の多様な所蔵品を通じて概観します。

本当は2月末で終了だったのですが、大人気のため、4月頭まで延長することに でも、ごめんなさい、あと1週間しかありませんね。かお
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いつもの展覧会と違って、男性率が高く、特に年配の理系男性っぽい方々が多かったのが印象に残っています。
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行く前から楽しみにしていたのは、こちらのマリー・アントワネットが演奏するからくり人形ラブラブ!。構造的にもおもしろいのですが、フランス18世紀アンティーク家具の専門としては、このテーブル部分に興味が。これは、ドイツ人の職人2人の手によるものです。一人は時計職人のPeter Kintzing。もう一人が家具職人のDavid Roentgen。ダヴィッド・ロートゲン。ドレスは19世紀に新しくされてしまいました。これをマリー・アントワネットが購入したのは1784年のこと。このあまりにも素晴らしい出来に、1785年に科学アカデミーに寄与しました。この楽器はTympanon.日本語ではハンマード・ダルシマー。箱型の共鳴体に張られた多数の金属製の弦を、ばちで打って演奏する。金属製の弦を打って音を出す点や、音色の類似性から「ピアノの先祖」と呼ばれることもあります。こちらのは、8オクターブで46本の弦があります。
このテーブル部分は、David Roentgenの典型的な要素を出しています。
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もともとこういうちょっと仕掛けのある、メカニックな家具を作るのが特徴的な職人です。足の部分のデザインは、このからくり人形のテーブル部分と全く同じですね。



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行ってみておもしろかったのは、実はこういう映像でした。当時、いかに人々が科学的なできごとに興味を持っていたか、うかがいしれ、当時の様子を想像して楽しかったです。気球なんて、ヴェルサイユ宮殿中で大騒ぎしたに違いありません。ニコニコ王侯貴族・富裕層が興味・好奇心の赴くままに突き進み、それが科学技術の発展につながってきたのが世の常ですね。

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鏡の間での電気の実験ですとか、意外にも鏡の反射をうまく使って、たった1本のろうそくで、サロン全体を明るくしていた、という事実ですとか。ひらめき電球
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展示の仕方もよく、一見の価値ありです。今週パリにいらっしゃる方は、ぜひ音譜
http://sciences.chateauversailles.fr/
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