★ 至福のとき ★

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わたくしが、思わずにっこりしてしまうのは。。。


美味しいお食事をいただいているときも、もちろうそうですけれども、



知らず知らずに笑顔になっているのは、・・・・





こんな至宝を目にしたとき。


長谷川等伯の「鉾杉の図」。

安土桃山時代ーつまり今から500年ほど前のものですのに、なんてポップなのでしょう！

本物の実物を目にしたときの感動って、本当に自然にわいてくるものですよね。

そして、気づくと笑顔になっている自分に気づきます。
心は幸せで満たされ、まさに至福のとき。


お写真撮影禁止なので、自分のカメラにおさめられないのが、残念。
胡粉の感じの素晴らしさなどは、実際にご覧になりませんとなかなかわからないかもしれません。

この普段は公開していない重要文化財の障壁画「鉾杉」は、京都の妙蓮寺 にあります。


年2回春と秋の京都非公開文化財特別公開です。　


今回の妙蓮寺では、この「鉾杉の図」　と

松桜図


正確には、「鉾杉の図」は長谷川等伯一派の作なのですが、今回のわたくしの心の琴線に触れたのは、こちらでした。


お庭も素晴らしく十六羅漢石庭　じゅうろくらかんせきてい　といって、
桂離宮の造園を指示した妙蓮寺の僧、玉淵坊日首の作。


詳しくは妙蓮寺のホームページの解説をごらんくださいませ　
http://www.eonet.ne.jp/~myorenji/annai_sekitei.html


この鐘楼も、日本建築史上、江戸時代を 代表する貴重な遺構。
なのですが、撮影したときには、そんなことは全くしらず、単に心惹かれて撮っただけです。

というわけで、興奮冷めやらぬままに入った文房具やさんで買ってしまったのが、この和紙のカード達。
チョイスに「鉾杉の図」の影響が見られますね

次回はゴールデンウィークのときに特別公開ですよ。今度はどんな至福のときに出会えるのでしょうか。
→　http://www.kobunka.com/　



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