★ Chanelシャネルのヴェルサイユ
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パリ市内のグランパレ(Grand-Palais)で、シャネル(CHANEL)」が11年春夏コレクションを発表しました。
今回カール様(Karl Lagerfeld)がオマージュを捧げたのは、不可思議な物語が城館の庭園で繰り広げられる映画『去年マリエンバートで(Last Year at Marienbad)(仏語 L'Annee Derniere a Marienbad)』(1961年)。映画の衣装を担当したのは、メゾンの創始者ココ・シャネル(Coco Chanel)です。
『去年マリエンバートで』(きょねんマリエンバートで、L'Année dernière à Marienbad)は、1961年公開のフランス・イタリア合作映画。日本公開は1964年5月。
脚本のロブ=グリエ自身の言によれば、黒澤明監督の『羅生門』に触発されて作られた作品。より正確に言うならば、芥川龍之介の『藪の中』を下敷きにした作品群の一つといえる。
人物には影があるけれども、木には影がない
Coco Chanel
ガラス屋根で覆われたドームの中には、壮大なモノクロームのフランス式庭園が出現。噴水や敷き詰められた砂など、細部まで凝った作りになっています。フルオーケストラが奏でる音楽に合わせ、モデルたちが颯爽とショーを。「これはベルサイユ。つまり、死んだフランスなのです
」とカールさま。
カール様、こんなことをおっしゃっていますが、その昔はフランス18世紀家具の大コレクターだったのです。その頃は、ダイエットして痩せる前のカール様。友人のアンティークディーラーの顧客でもありました。そんなカール・ラガーフェルドコレクションも売却。
まだ、サザビーズやクリスティーズなど外国のオークション会社はパリでのオークションができず、モナコでオークションをしていた頃です。
カール様はは「ファッションは変わり、布地も変わった。その変化にこそ魅力を感じています。しかし目新しさの中には、ある程度の神秘性が無くてはいけないと思っています」とおっしゃっていますので、どうも神秘性をこのテーマで出したかったようですね。
そしてもう一つの大ニュースは、ランウェイに、1980年代にシャネルのミューズとして活躍したモデルのイネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)も登場したこと。起用の理由についてカール様はこうおっしゃってます。「若いロシア人モデルはもう十分に見てきたからね。ファッションをティーンエイジャーのために取っておく必要はない」
イネス・ド・ラ・フレサンジュってもう50代なのですが、シャネルの歴代のミューズ中では、一番シャネルのイメージに合っているような気がいたします。
このテーマの映画もとても観たくなりました。
現代のCHANEL風Last Year at Marienbad?
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パリ市内のグランパレ(Grand-Palais)で、シャネル(CHANEL)」が11年春夏コレクションを発表しました。

今回カール様(Karl Lagerfeld)がオマージュを捧げたのは、不可思議な物語が城館の庭園で繰り広げられる映画『去年マリエンバートで(Last Year at Marienbad)(仏語 L'Annee Derniere a Marienbad)』(1961年)。映画の衣装を担当したのは、メゾンの創始者ココ・シャネル(Coco Chanel)です。
『去年マリエンバートで』(きょねんマリエンバートで、L'Année dernière à Marienbad)は、1961年公開のフランス・イタリア合作映画。日本公開は1964年5月。
脚本のロブ=グリエ自身の言によれば、黒澤明監督の『羅生門』に触発されて作られた作品。より正確に言うならば、芥川龍之介の『藪の中』を下敷きにした作品群の一つといえる。

人物には影があるけれども、木には影がない
Coco Chanel

ガラス屋根で覆われたドームの中には、壮大なモノクロームのフランス式庭園が出現。噴水や敷き詰められた砂など、細部まで凝った作りになっています。フルオーケストラが奏でる音楽に合わせ、モデルたちが颯爽とショーを。「これはベルサイユ。つまり、死んだフランスなのです


カール様、こんなことをおっしゃっていますが、その昔はフランス18世紀家具の大コレクターだったのです。その頃は、ダイエットして痩せる前のカール様。友人のアンティークディーラーの顧客でもありました。そんなカール・ラガーフェルドコレクションも売却。
まだ、サザビーズやクリスティーズなど外国のオークション会社はパリでのオークションができず、モナコでオークションをしていた頃です。

カール様はは「ファッションは変わり、布地も変わった。その変化にこそ魅力を感じています。しかし目新しさの中には、ある程度の神秘性が無くてはいけないと思っています」とおっしゃっていますので、どうも神秘性をこのテーマで出したかったようですね。

そしてもう一つの大ニュースは、ランウェイに、1980年代にシャネルのミューズとして活躍したモデルのイネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)も登場したこと。起用の理由についてカール様はこうおっしゃってます。「若いロシア人モデルはもう十分に見てきたからね。ファッションをティーンエイジャーのために取っておく必要はない」

イネス・ド・ラ・フレサンジュってもう50代なのですが、シャネルの歴代のミューズ中では、一番シャネルのイメージに合っているような気がいたします。
このテーマの映画もとても観たくなりました。
現代のCHANEL風Last Year at Marienbad?











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