★イヴ・サンローランと中国のオークション
Bonjour! 
今、パリ市立美術館プティ・パレ(Petit Palais du Musee des Beaux Arts)では、
イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の回顧展が開催されています。
サンローラン氏の死去以来、世界で初めてとなるこの大規模な回顧展は、サンローラン氏が「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のデザイナーとして活躍した時代から2002年までに手がけた、オートクチュールとプレタポルテのデザイン合計307点のデザインが展示されています。
開催は、サンローランを公私にわたって長年支えてきたパートナー、ピエール・ベルジェ(Pierre Berge)氏とサンローランの名前を冠したピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団(Fondation Pierre Berge Yves Saint Laurent)。
ピエール・ベルジェ氏とイヴ・サンローラン氏といえば、動物像オークションです。

(詳しくはmixi日記の方に 。)
政治問題にまで発展しそうだった、この円明園のブロンズ動物像のオークションは、結局、中国の民間人が落札しましたが代金を支払わなかったため無効となり、いまだに持ち主のところ、つまりベルジェ氏のところに保管されているままです。
クリスティーズのオークションで、グラン・パレで行われました。
最近、このように成長する中国オークション市場と国際ルールとの間でしばしば問題が起きています。

2010年2月9日、英紙フィナンシャル・タイムズ紙より。
Sotheby’s sues Chinese buyers for ‘non-payment’
英オークション大手サザビーズが代金未払いの中国人落札者2人を告訴
http://www.ft.com/cms/s/0/d11c5382-14d8-11df-8f1d-00144feab49a.html
告訴された2人は昨年10月、香港で行われたオークションで中国画5点、骨董品の香炉1点を購入したが、いまだに代金が未払いだという。HK$2.1m ($270,000=約2400万円
)。現時点で不払いの理由は一切分かっていない。中国では経済成長を背景に新たな富裕層が誕生し、世界のオークション市場に参入している。フィナンシャル・タイムズは、ルールを理解しない中国新富裕層はオークション業界にとって新たな問題になったと評した。
一方、サザビーズは「どこの市場にも代金を支払わない落札者はいる」と中国の問題ではないと否定。同じく英オークション大手クリスティーズは、「オークションの代金支払いを求める訴訟は世界中で行われている」と認めながらも、今回のような問題は起きたことがないとコメントした。 (日本語訳文参照 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39651 )
自国のルールと、国際ルールが一致しないと、いろいろ問題がおこりますね。
グローバル化していく国際化の時代には避けて通れない問題ですよね。
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今、パリ市立美術館プティ・パレ(Petit Palais du Musee des Beaux Arts)では、
イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の回顧展が開催されています。

サンローラン氏の死去以来、世界で初めてとなるこの大規模な回顧展は、サンローラン氏が「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のデザイナーとして活躍した時代から2002年までに手がけた、オートクチュールとプレタポルテのデザイン合計307点のデザインが展示されています。
開催は、サンローランを公私にわたって長年支えてきたパートナー、ピエール・ベルジェ(Pierre Berge)氏とサンローランの名前を冠したピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団(Fondation Pierre Berge Yves Saint Laurent)。

ピエール・ベルジェ氏とイヴ・サンローラン氏といえば、動物像オークションです。


(詳しくはmixi日記の方に 。)
政治問題にまで発展しそうだった、この円明園のブロンズ動物像のオークションは、結局、中国の民間人が落札しましたが代金を支払わなかったため無効となり、いまだに持ち主のところ、つまりベルジェ氏のところに保管されているままです。
クリスティーズのオークションで、グラン・パレで行われました。



最近、このように成長する中国オークション市場と国際ルールとの間でしばしば問題が起きています。


2010年2月9日、英紙フィナンシャル・タイムズ紙より。
Sotheby’s sues Chinese buyers for ‘non-payment’
英オークション大手サザビーズが代金未払いの中国人落札者2人を告訴
http://www.ft.com/cms/s/0/d11c5382-14d8-11df-8f1d-00144feab49a.html



一方、サザビーズは「どこの市場にも代金を支払わない落札者はいる」と中国の問題ではないと否定。同じく英オークション大手クリスティーズは、「オークションの代金支払いを求める訴訟は世界中で行われている」と認めながらも、今回のような問題は起きたことがないとコメントした。 (日本語訳文参照 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=39651 )

自国のルールと、国際ルールが一致しないと、いろいろ問題がおこりますね。
グローバル化していく国際化の時代には避けて通れない問題ですよね。






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