★レースの歴史~オートクチュール刺繍レース | RuBisふわふわ王国 by 高木美香

★レースの歴史~オートクチュール刺繍レース

Bonsoir!やや欠け月

スイスから、オーダーしていたオートクチュール刺繍レースが届きましたね。音譜
そのレースはここで作られていますした
スイスのレース工場訪問紀行はこちら→

現代ではレースは「繊細さ」の代表のようなものですが、その歴史を調べてみたら違いました。

もともとは、貴重な衣類の補強が目的でした。それが、装飾用になり産業化していったのは16世紀半ばです。
ベルギーのフランドル地方と北イタリアがその中心地でした。ヴェネツィアン・レースの名を耳にしたことがある方も
多いのでは?
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1620年ごろの女性像

この頃、ヨーロッパでは大きなひだをつけた衿が流行してレースの需要が高まり、レースはファッションに欠かせないものとなりました。また、当時のレース生産は熟練の技術に加えて多大な時間と人手とを必要としたため、きわめて高価なものとして珍重され、宝石を使った装飾品に匹敵する王冠2王侯貴族のステイタスシンボルでもありました。音譜
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フェルメール「レースを編む女」 17世紀オランダ
修道女が日課としてレース製作の手仕事に従事していました。宝石とは違って、女性の仕事とみなされており、良家の子女のたしなみでもありました。

ステイタスシンボルであったわけですから、男性男の子の王侯貴族王冠2もこぞってレースを身 につけたのです。17世紀や18世紀の男性の肖像画には、衿もとや袖口などに、美しいレース飾りが見られ、地位の高い人物ほど、衣服全体におけるレース率が高くなっています。技術・重要ともにレースの全盛期ともいえる17世紀には、むしろ男性のほうが大量のレースを必要としていたほどだ。いわゆるバロックといわれる装飾過 剰がモードだった時代には、騎士ジーンズも甲冑ロボットの上にレースを飾るのが粋だった手裏剣とか。
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1610年ごろの男性像

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アンリ4世とその家族

こうした手作業によるレース生産は、フランス革命後の貴族の地位の急落や、産業革命後の機械化により、すっかり下火になってしまいました。その後、レースの生産地はベルギーへと移っていくのですが、18世紀のベルギーで作られた
20cm四方のレースのハンカチは 現代の価格で3000万円!!

するというものがあったそうです。手作りの繊細なレースは かなり高価お金なものであったので、レース職人を城に監禁して製作させていた領主もいたそうです。

18世紀は男性でも手芸をする事が流行で、あのプロイセン国王のフレドリック王も 刺繍に凝っていたそうです。
また、お裁縫セットをおしゃれにポーチに入れて携帯する事もファショナブルだったとか。。。

日本でも16~17世紀の戦国時代の武将は 茶道がステイタスシンボルのひとつでしたから、同じような感覚かもしれませんねラブラブ

高校の家庭科以来さわるミシンを使って、わたくし自身がRuBis のロゴをレースにしたものニコニコ音譜
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ふわふわ天使 × キラキラキラキラ
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ブタネコParisの文字は崩れちゃいました。ねこへび
したぽちっとしたお願いしますした
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参照 http://4510plan.jp/360/newscolumn/16024/index.html