★フランス王妃と塀の中の囚人が愛したお菓子

Bonjour!

ビジネスメディア誠に、おもしろい記事がありました。

男子スイーツ部の「フランス王妃と塀の中の囚人が愛したお菓子」。

映画「マリーアントワネット」の中に出てくるお菓子を提供しているパリのラデュレ。LADUREE。マカロンが有名です。日本でも手に入るようになりましたね。

マカロンタワー

マリー･アントワネットといえば

「パンがなければ、お菓子をたべればいいじゃない」

の台詞が有名。けれども、この言葉はとても誤解されているのです。
それについては記事でも触れられていなかったので一言。

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この場合の「お菓子」とは、現代のスイーツではなくブリオッシュ。つまり、お菓子パンのようなものです。フランス語の原文では、"Qu'ils mangent de la brioche"で、「お菓子」は「brioche（ブリオッシュ）」。

当時のフランスでは、パンには質の良い高価な小麦粉が使われていたのに対し、ブリオッシュは質の悪い安価な小麦粉を使った菓子でした。小麦粉の質の悪さを補うために卵やバター、砂糖などで味付けがされたもので、当然パンより価格が安かったため、むしろ、困窮しているのなら、より安価なブリオッシュを食べればよい、という意味だったそうです。

このあたりのことはこの本に詳しくでています。