★モナリザが話す北京

3Dになったレオナルド・ダビンチの「モナリザ」は、来館者に手を振り、北京語で自身の人生などについて質問にも答える。また、「最後の晩餐」に描かれたキリストは使徒に話しかけ、プラズマのキャンバス上を移動する。
これらの作品は、韓国で制作された。美術展の準備を進めてきたWang Hui氏は、中国での展示を実現するために2年を要し、多額の投資をしたと話した。
同氏はロイターの取材に、「この展示が画期的なのは、3D技術とホログラム技術、音声認識技術を1つの展示ですべて組み合わせたことだ」とアピール。
絵画のほかにも、ギリシャやローマの神々の像がマルチメディア技術で等身大に再現され、ポーズを決めながら美しさを自慢するコーナーもある。

研究開発費が7億円


3ヶ月間の開催が予定されており、北京は、11月中頃まで。
その後、杭州市(Hangzhou)、上海と3都市巡回します。
Fine Art Bejijing が 11月6-9日なので、それとあわせて行ってもいいですね。
これを開催しているAlive Gallery は韓国ソウルのギャラリーです。
モナリザだけではなく、エジプトのピラミッドの壁画たちも動くし話すし

ミケランジェロの絵も、フェルメールの絵も、ミロのヴィーナスも、

頭のないサモトラケのニケもみんな動く!

ミロヴィーナスなんて、腕があって、話し方がウッフーン

ある程度の3D化、マルチメディア化で同じようなものを目にしたことはありますが、
中でも気に入ったのはステンドグラス

ステンドグラスの中のキリストたちが動いているのを見たのは初めて

そのステンドグラスとかモナリザ以外の動画はBBCの方で見えます。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/8201664.stm
最初は、中国語ではなくて、せっかくならそれぞれの作品のオリジンを尊重して、ミロのヴィーナスならギリシャ語、モナリザならイタリア語を話して、横に字幕の方がいいのに、と思ったのですが、インタラクティブなことを考えると、小さい子どもが話しかけやすいように、やはり展示国の自国語ー今回だったら中国語、がやはり正解だと思いました。


参照記事
BBC(動画有) http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/8226153.stm
http://www.chinadaily.com.cn/photo/2009-08/21/content_8600997_2.htm
http://arts.cultural-china.com/en/100Arts5968.html
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-11211920090827