ローマっ子 | RuBisふわふわ王国 by 高木美香

ローマっ子

ローマからヨーロッパ生活を始めたので、すっかりローマっ子。
ドルチェ・ヴィータ体質。恋の矢
そして、三つ子の魂百までではないですが、
感覚がフランスフランスというよりイタリアイタリアです。
ロンドンにいたときも、いつも南イタリア人達と一緒にいました。

そのローマにいたとき、同じイタリア語学校に通っていた
日本人の方から頂いた本が
塩野七生さんの「イタリアからの手紙」。

塩野さんといえば、イタリア歴史物が有名ですが、
歴史物って漢字が多そうかお
と漢字が苦手な私は敬遠していました。
けれども、これは彼女のイタリアに関するエッセー集。
ローマにいてローマやイタリアの話を読むのはとてもおもしろく、
すっかり入ってしまいました。

思えば、年齢的にも、塩野さんがこれを執筆されたときの年齢と
あまり違わなかったことと、同級生達はみんな立派なお仕事、
みたいなバックグラウンドが多少なりとも似ているせいもあったかもしれません。

イタリアからの手紙 (新潮文庫)/塩野 七生

ここから、わたくしの塩野七生大ファン人生が始まり、
歴史物にもほとんど手を出し、
今やイタリア貴族の友人達以上にイタリアの歴史に詳しかったりします音譜

ヴァカンスのお供には最高!クラッカー
歴史物と違ってスラスラ読めますし、入りやすいです。
夏休みにイタリアにいらっしゃる方、ぜひどうぞ。

もっとヴィジュアルを、というのなら
最近大ファンで続刊を心待ちにしているのが、コミックのコレ。

チェーザレ 1―破壊の創造者 (KCデラックス)/惣領 冬実

塩野七生さんの著書で読んだチェーザレが
美男子で動き回っていておもしろいです。
服装もファーがたくさん出てくるので、
またこれについても触れてみたいと思います。

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫)/塩野 七生

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (塩野七生ルネサンス著作集)/塩野 七生