★ ああ、クリムト vol.2
mixiの方でもクリムトについて書いたらいくつか質問やコメントをいただいたので、
ああ、クリムト vol. 2
クリムトはどうやって金箔を手に入れたのか?
日本だったら簡単だったでしょうが、当時のウィーン・欧州でも金箔って簡単に手に
はいったのですか?
クリムトのお父様は、金細工を扱う彫版師でした。
ですから、お父様の影響を受けて、「金」というものがとても身近な存在でしたし、
クリムトが学んだ学校で同じく学んだ二人の弟たちは、それぞれ彫版師と彫金師になっています。
「金色」というのは何?
「金色」に「見える」のであれば、本物の「金」である必要はありません。
「金色」の絵の具や「金色」のペンを思い出していただければ、おわかりになるかと思います。
同様に、日本画だって、「金箔」と思っているだけかもしれません。
たとえば、金色の背景で有名な琳派の尾形光琳の代表作「紅白紅梅図屏風」

それについて、このような分析があります。
「金箔と思われていた部分は、じつは金粉をにかわで溶いた金泥のようなもので、金泥だけでは金色が出ないために、下地に黄色の有機染料が塗られていた。銀箔とおもわれていた部分は藍などの有機染料だった。」
「金」を「金色」として人間が認識するためには、金がどう「反射」しているかが重要になってきます。
油彩や石膏の下地に金箔を張っただけではキラキラ
とは光らないので、金地テンペラかもしれません。
金箔がピカピカ反射する為には鏡のような平らな下地が必要だからです。クリムトの作品によって様々ですが、作品の素材の表記にテンペラ、とかミックスメディア、というようなのがあると思います。
もちろん、金箔もちゃんと使用していて、
上記の質問に答えるのならば、イエス。です。
ヨーロッパでも普通に金あります。
家具だって、ブロンズ部分、ちゃんと金メッキ施されていますし、キリスト教関連のものの中には金ぴかぎらぎらなものも多くあります。
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ああ、クリムト vol. 2

日本だったら簡単だったでしょうが、当時のウィーン・欧州でも金箔って簡単に手に
はいったのですか?
クリムトのお父様は、金細工を扱う彫版師でした。
ですから、お父様の影響を受けて、「金」というものがとても身近な存在でしたし、
クリムトが学んだ学校で同じく学んだ二人の弟たちは、それぞれ彫版師と彫金師になっています。
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- そして、これは私の卒論のテーマでもあったのですが、
「金色」というのは何?
「金色」に「見える」のであれば、本物の「金」である必要はありません。
「金色」の絵の具や「金色」のペンを思い出していただければ、おわかりになるかと思います。
同様に、日本画だって、「金箔」と思っているだけかもしれません。
たとえば、金色の背景で有名な琳派の尾形光琳の代表作「紅白紅梅図屏風」

それについて、このような分析があります。
「金箔と思われていた部分は、じつは金粉をにかわで溶いた金泥のようなもので、金泥だけでは金色が出ないために、下地に黄色の有機染料が塗られていた。銀箔とおもわれていた部分は藍などの有機染料だった。」
「金」を「金色」として人間が認識するためには、金がどう「反射」しているかが重要になってきます。
油彩や石膏の下地に金箔を張っただけではキラキラ

金箔がピカピカ反射する為には鏡のような平らな下地が必要だからです。クリムトの作品によって様々ですが、作品の素材の表記にテンペラ、とかミックスメディア、というようなのがあると思います。
もちろん、金箔もちゃんと使用していて、
上記の質問に答えるのならば、イエス。です。
ヨーロッパでも普通に金あります。
家具だって、ブロンズ部分、ちゃんと金メッキ施されていますし、キリスト教関連のものの中には金ぴかぎらぎらなものも多くあります。
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