こんばんは
世界中の聖地に滞在し、その様子を出来るだけたくさんの皆さんにお届けする方法を考えた時に
やはりブログと、そしてYou Tubeで動画配信をするのが伝わるのではないかと、以前から地味にやっていたYouTubeをあらためて見直したのですが
今までで一番再生回数が多いのが、なんといってもこれ(笑)
息子の中学の卒業式の合唱があまりにも素晴らしかったので、あげておいたら再生回数が7800回
合唱がとても盛んな学校で、合唱コンクールは各クラスにドラマが起こるほど熱心だったんですよ~
この動画では卒業式で、「ハレルヤ」と「大地讃頌」を歌っています
私が中学の頃にも「大地讃頌」は歌っていましたが、私はピアノ伴奏ばかりでした~
「大地讃頌」はとっても良い曲だったけど、ピアノは結構難しかったなぁ
なんて、思い出しながらこの動画を見ています
多くの学校で昔も今もよく歌われる曲ですが、みなさんも「大地讃頌」歌いましたか?
そうそう、混声合唱のためのカンタータ 「土の歌」の第7楽章が「大地讃頌」なのですが、戦時中に作られた楽曲なのです。(佐藤 眞 作曲 大木 惇夫 作詞)
要約すると
命の糧を作り出す土。その土と共に生きる人間。土への感謝と、自然の繰り返される「生」の神秘。
第2楽章「祖国の土」
人間は大地の上で日々生きている。祖国の大地の尊さと愛おしさ。
第3楽章「死の灰」
世界を滅ぼすのは人間である。文明、科学を作り出し、間違った使い方をする
愚かな人間である。原爆への怒りと犠牲者への哀悼。
第4楽章「もぐらもち」
大地を汚した人間が、もぐらのようにその大地の下に逃げ込む愚かさ。怒りを皮肉に込めて。
第5楽章「天地の怒り」
ついに人間の自然を汚す愚かな行為に、自然が天災となり怒りを爆発させます。そして人類が、自らの過ちによって傷つけられます。
第6楽章「地上の祈り」
愚かな人間の犯した罪を鎮めて復活させてくれるのは傷つけてしまった自然しかない。
大地と自然の大きな懐を信じて、感謝して日々を耐えていこう。
第7楽章「大地讃頌」
大地への限りない感謝と賛美。
まるで今、この時代に作られたようなメッセージ。
人間の戦争、原爆、そして原子力に対して、自然が天災で怒りを爆発させている今(地震や記録的豪雨、アマゾン森林火災など)
そしてね、この「土の歌」には幻の第8楽章があるそうなのですよ
内容は以下の通りだったといわれています。
女神を讃える人々…。ところが、その女神は人間を食い殺し始めます。
女神によって人類は一人残らず食い殺され、地球上から人類は消滅します。
そして、その人類がいなくなった地球に真の平和が訪れたのでした」
そう、人類が滅びる第8章が始めはあったのです。
でも、心から、そうはならないようにと願い
この第8章は封印され、発表されなかったそうです。
今、目をそむけることなく、向き合わなければならない大切なこと
自然をたたえ、感謝し、人間のためだけの地球ではないことを自覚し
大切に、日々自然と大地に感謝し
自然を破壊する科学ではなく、自然を守る科学へと
表面だけではなく、腰を据えて変わる必要、そして覚悟と決意を持つべき
そんなメッセージが込められているのでしょう。
misa misa