と言う訳で、本日はキャサリン・セタジョーンズの「女帝キャサリン」のレビューです。

 

女帝キャサリンと言っても所謂、女帝エカテリーナ2世と言った方がシックリくるかも。英語読みなのよね。

ドイツの小国の公女キャサリンはロシアの女帝エリザベスの甥、ピーターと華燭の典を上げる。しかし、結婚はしたもののピーターは性的不能者で幾年もキャサリンは処女のままだった。

やがて嫁に世継ぎが出来ない事を気を揉んだエリザベスは一計を案じる。美貌のイケメン貴族サルティコフを近づけたのだ。瞬く間に恋に堕ちる2人。

やがて妊娠するキャサリン。女帝とサルティコフは辻褄を合わせる為、ピーターを酔い潰させて強引に包茎手術を受けさせてしまう。

やがて女帝エリザベスの健康の悪化と共に宮廷の陰謀が深刻化する。

軍の支持を得る為、将校のグレゴリー・オルロフにその身を捧げるキャサリン。

やがて、エリザベスが崩御。そしてピーター三世として即位した夫。

その夫を排除して自ら女帝として君臨すべくキャサリンは行動に出る。

 

まあストーリーはこんな感じ何ですが。主役のキャサリン・セタジョーンズの存在感が凄い映画です。ま~衣装がゴージャス。あと、この女帝キャサリン様、男の好みが実に分かりやすい。頭は悪くて勇敢な男、ベットでも戦場さながら腰を振る男が好きです。愛人の男たちも最高権力者も俺の魅力の前には唯の女とばかりに簡単に己惚れる。という分かりやすさ。

 

ウサギ的には反乱を起こすプガチョフやキャサリンを操ろうとするヴォロンツォフ宰相やベストゥージェフ副宰相の方が魅力的に映りました。ン~惜しむ所はホント魅力的なイケメンが居ないんですよね。なんかどれもパッとしない。ポジション的には勇敢なお馬鹿さんという絶好の位置にいるのに・・・

 

チョット欲求な不満ウサギでした。