先週、2回目観させて頂きました。

その間に公演中止があったりしてひやひやしましたが、

何とか柚香さんのサヨナラ公演2回観ることが出来ました。感謝!

観終わってから、Gが「生の柚香さんの見るのはこれが最後かも」等と

いうものだから、そんなに意識していなかったのに。

一人になったらしんみりした気持ちに。

 

2回目は二階席でした。

フィナーレのダンスのラスト、七色のライトがセンターの柚香さんに

集まる所、綺麗だった。

ダンスシーンはやっぱり二階席が良かったです。

前回見つけられなかった愛蘭みこちゃんを今回は見つけることが出来ました。

ラテンの場面と、フィナーレの大階段で。やっぱりめちゃくちゃ可愛い。

ほんとに辞めるの勿体ない。キラキラ花娘を継承してほしかったです。

 

キラキラといえば、まひろくん。「激情」のダンカイレのイケオジっぷりも

素晴らしかったので、その路線で今後もいてくれるかと思ったのですが

残念です。

 

アルカンシエルは、ストーリーも良くある感じで、登場人物も

正義(フランス・レジスタンス)と悪(ドイツ・ナチ)で分かりやすい。

フリッツはドイツ軍ですがアルカンシエルに理解があって中間にいる感じ。

国同士が争いをしていても、人間同士は理解し合えると、

フリッツのような人も実際いたんじゃないかと思わせてくれる、

ひとこの誠実なお芝居が素敵です。

やっぱりぶっとんでるなーとは思いますが、

アネットに急にキスして、ごめん。じゃなくて

「パリジャンはもっとキスがうまいんだろーねー」って、なにそれ?そこ?

ま、アネットもまんざらじゃなかったぽいですが、、、

パリが解放されて、進駐していたドイツ兵が連行されていくところ、

フリッツにアネットが駆け寄る所が救いです。

史実を思うとその後二人とも無事だったかどうかと思ってしまいますが、

主役のカップル同様に、ふたりにも幸せになって欲しいと思います。

 

主要な登場人物はそんなに多くなくともショー場面があるので、

見る所はたくさんあって、結果楽しめたアルカンシエル。

 

次作はいよいよ贔屓の退団公演なのですが、

いつのまにかお芝居のストーリーとか人物構成が変わっていたり、

そもそも当該演出家が過去に手掛けたサヨナラ公演に良い記憶が無くて

(ロジェ、ラストプレイ、etc.)不安しかありません。

どうか取り越し苦労でありますように!!