
12月30日、新しい年がすぐそこまでやってきましたね
あなたはどんな今日をお過ごしですか?
今日は、私の大切なクライアントさんの体験が、同じような悩み(親子関係)を持っている方の参考になるかもと思い、「カウンセリングを受けてどんなことがあったか」「今どんな気持ち?」を書いてもらいました











めちゃくちゃ嬉しいです。
生まれてから約30年かかったけど、気づいてからは思ったよりもずっと早く達成できました!!!
去年の今頃、こんな風になっているなんて予想もしていなかった。
いたにさんのセッションを受け始めたのが1年ちょっと前。
他人軸でなく自分軸で生きる為に、いたにさんに相談しながらいろんなことに挑戦してきました。
それは端から見ると、大したことではないことばかり。
セッションを受けていく中で、できるかどうかはさておき、やってみたいことを挙げていったのですが、それらのやってみたいことを通して得たいものは、母との関係を良くしたいということでした。
子どもの頃、自分が愛情を受け取れなかったと感じていたことを、こんなに無意識下に大事にしまっておいて、今の生活に影響しているなんて、気づいたときから私の本当の挑戦が始まった感じでした。
今こうして書いているだけでも、達成されたことが嬉しくて涙が出てきます。
決して私の母が愛情を掛けなかったというわけではないのです。
こういう親子関係は私の周りでは普通でした。
母は母なりに、すごく愛してくれていたし、私も素晴らしい母親だと思っていました。
達成されるまでも、母との関係をより良くしたくて、自分の気持ちを伝える練習をしていたのですが、どうしても歪んだ形で言葉が出てきてしまい、本当にもどかしく、良くするどころか悪化させてく一方になっていると感じることもよくありました。
そして11月に、そのタイミングがきました。
それまでも衝突をすることは多々あったのですが、これまでにない大きな衝突をしました。
そして、私は直後に控えていたセッションに両親を呼びました。いろいろ言いながらも来てくれた両親にも感謝しています。
セッションだけではお互いの気持ちは晴れなかったのですが、第三者のいるセッションの場が私にとってとても心強い後押しとなり、後日、感情が高ぶりながら、頑張って、本当に頑張って伝えました!
「幼い頃は家計が火の車で、お父さんもお母さんも大変だって言うことをたくさん話していたし、知っていたから言わなかったけど、私はもっともっと私という1人の人間を認めてほしかったし、愛されてることを実感したいと思ってた。
当時はお母さんを困らせちゃいけないと思っていたから、言っちゃいけないと思ってた。お願いだから、今ハグしてほしい。子ども時代を今やり直したい。
私はお母さんに幸せになってもらいたいと思ってる。
だから好きなことをして暮らしてほしい。
子どもの頃から、○○家(父の家)に嫁いで、父の祖先たちから今で言う男尊女卑の差別発言を受けて苦しんできたことも聞いてきたし、子どもがいるから離婚できないって聞かされてきた。
お母さんが子どもの頃に、ちょっとでも暗い表情をするとじーじ(母の実父)にすぐに怒鳴られ殴られた話も聞いた。
だからお母さんが苦しい想いをしてきたのを感じて、いつか好きな人生を歩んでほしいと思っていた。
私が『やりたいことやってほしい』と言っていたのは、今のお母さんの人生を否定するわけじゃない。
苦しいと感じていると思っていたから、もう『母親』という枠にとらわれず、いろんな顔を持つ1人の人として、好きなことをして、死ぬときに『辛いこともたくさんあったけど、後半は超楽しかった』って笑って死ねるような人生を送ってほしい。
私はお父さんとお母さんが夫婦でいてくれていて良かったよ。」
もう、どう思われてもいいし、一生言わなければ後悔すると思いました。
思い出して書いててギャーギャー泣けてきます。真剣でした。
本当に私にとって、この出来事はとても大事な時間でした。
このときも、見た目なんて気にしている場合ではなく、たぶん顔を真っ赤にして、涙も鼻水も流しっぱなし。
セッションにきてもらったときに、泣くのは悪いことじゃない、泣きたいときは泣いたほうが良い、ということを知ってもらうことができたので、安心して泣けたのだと思います。
それを聞いた両親は、最初は怪訝そうな顔をしながらも、時間が経つに連れて理解してくれました。そして私を挟んで両側から順番にハグをしてくれました。
理解してくれた嬉しさに、何度も何度も「ありがとう、ありがとう」と伝えました。
たくさん衝突したけど、こうして理解してくれるなんて、さすが私の両親だと思いました。
とてもとても、深い癒しを得られました。
面倒見の良い父なのに、私がそれまで何かいやな気持ちを持っていたのは、母の話を聞いて「母に辛い想いをさせたヒト」という偏見を持っていたからだと気づきました。
まったくそんなことを意識してこなかったので、まさか深いところで父親を悪者扱いしていたなんて、自分でもびっくりしました。
私が母親との関係を良くすることができ、母だけでなく、父も妹も、全員それぞれの家族の関係性が、良くなっていくことを感じました。
母もそれまで何かするときには「やらなきゃいけないから」というのが口癖だったのですが、「やりたいからやる」と言う場面も少しずつ増えてきました。
私が何度も繰り返し伝えてきた、やりたいことをやって自分の人生を楽しむことの大切さが少しずつ伝わってきていることを感じます。
そして、先日ふと「たぶん母はこれまで以上に輝く人生を送るのだろう」というニュートラルな確信を持ちました。
「人は親を選んで生まれてくる」という説がありますが、私が母を選んできたとしたら、その理由は「母に幸せになってもらいたいから」なのだろうと思います。
本当に今でも母の幸せ、そして父の幸せを強く願っています。2人がニコニコ楽しそうにしている時、私の心がすごく安定していることを実感します。
親が楽しんでいることが嬉しい。
きっと年齢に関わらず、みんなそうなのかもしれないと思います。
もし、私が一人っ子だったら、私自身がもっと苦しんでいたかもしれません。
妹がいてくれたことで、私が勝手に問題視して抱え込んでいた量を減らすことになっていると思います。
私は、この出来事が誰かの役に立つと良いなと思います。
そして、今親子関係が歪んでいることを感じて悩んでいる方がいれば「あなたが望みさえすれば、時間はかかれど必ず変えることができる」と伝えたいです。
(Kさん・20歳代女性)











お母さんのこと、気になりながらなかなかカウンセリングのテーマにすることができなかったのですが、ベストなタイミングで突破口がやってきた!という感じでした
親子関係が心の奥深いところで引っかかって、前に進めない感じを持っている方は少なくありません
でもね、もしそのひっかかりを外したいならば、外してもいいんだってことをお伝えしたいと思います
もちろん、外したくない時は、それを持っていることも大切なこと
「私はどうしたい?」
ぜひよかったら、あなた自身に問いかけてみてくださいね
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