Counseling Philosophy 捉え方の差 | 生まれてきてよかったと心から言えるたった1つの法則

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最初の一歩を一緒に歩きだしませんか?

おはようございます


今朝は、昨日発行された「めんたるへるすの窓vol.3」に掲載

しました「Counseling Philosophy」を転載いたします





こんにちは。メンタルコーチ/カウンセラーのいたにまゆです。


 


今月は「捉え方の差」というテーマで書いてみたいと思います。


 


「うちの部下が言われた通りのことすらできないんですよ」


「一般常識が欠如していて困る」


 


というお悩みで相談にいらっしゃる方がよくいらっしゃいます。


 


特に管理職研修の後には、そちらがメインかと思うくらいに会場に残られて個別に相談にのってほしいということがよくあります。


 


相談の内容は、多岐に渡りますが、その多くに含まれるのが今月のテーマにしました「捉え方の差」であることが少なくなかったりします。


 


私は過去に、派遣社員としていくつかの企業にお世話になった経験があります。


 


いわゆる「一般事務」としてお伺いするわけですが、派遣社員を雇い入れる時には、企業ご担当者様は即戦力を求めていらっしゃいます。


 


私が初日の一番最初にすることがあります。


 


それは「ホチキスの留め方」


 


研修でこの話をすると、皆様(えっ!?)という表情をなさいます(笑)


 


たかがホチキス、なのですがその職場によって留め方は千差万別。


斜め45度、横、縦、それもどの辺や角から何ミリ…と微妙に違うものです。


 


斜め45度で留める職場で、ま横に留めたら「こいつ、ホチキスもまともに留められない」「常識ないな」と言われます。


 


そうすると、他の仕事すらも安心して任せられない感じがして、最悪、派遣会社にクレームがあがる可能性もあるわけです。


 


 


どうでしょう。


新しく配属された人、他の部署から異動してきて初めて一緒に業務を行う人…様々な方と一緒に仕事をする中で、


 


 


(え、こんなこともできないの?)


(こんなことも知らないで、よく仕事してきたよね)


 


 


と、つい思ってしまうことはないでしょうか。


 


これからもしそんな気持ちがわく出来事が起きた時には、このホチキスの話を思い出してほしいのです。


 


 


(もしかしたら、今まで、自分とは違う方法でやってきたのかな)


(前の業務では、この仕事をやっていなかったから、知らないだけなのかな)


 


こんな風な視点ももっていただけると、職場のコミュ二ケーションがスムーズにいく場面が増えていきます。


 


 


 


よかったら、思い出した時にやってみてくださいね。


 


 


 


・・・管理職(ラインケア)研修では、その違うやり方をどのように今の職場でできるように指示を進めていくことができるのかという観点で、「伝えたいように伝える技術」をワークショップ形式で学んでいただいています。