4/20流産手術無事終わりました。
日帰りでの処置が多いようだけど私がお世話になっている産院は1泊2日の入院です。
朝8時半パパと息子に送ってもらい入院しました。
入院の説明をしてもらいその後最後の確認をするための診察。
やはり赤ちゃんは見えず。
もともと双子の1人は卵黄嚢しか見えずでしたがもう1人は胎芽までになっていました。
でも今日のエコーに写っていたのは何もない空っぽの胎嚢だけでした。
赤ちゃん吸収されちゃったみたいです。
悲しかった…
最後まで奇跡が起きないかなって思ってたからあーこれで本当にお別れなんだなって思いました。
その後予定通り子宮の入り口を広げる処置をしてもらいました。
痛いっていう情報とそうでもないっていう情報があったけど私はまったく痛くなかったです。
診察が終わり車椅子でお部屋に戻る時、それまで抑えていた涙が溢れてきました。
診察室があるフロアは新生児室があるところ。
赤ちゃんが見えないように配慮されているけどここは4年半前に息子を出産した病院と同じ。
いろんなことを思い出してしまい涙が止まらなくなってしまいました。
あのときとまったく違う状況での入院。
4年半前は幸せで満ちていたけど今日は違う。
赤ちゃんとお別れするための入院。
さっきまでいた診察室も4年半前は退院前の最後の診察をしてもらった場所と同じところ。
こんな形で戻ってきたくなかったです。
看護師さんに背中をさすってもらってもしばらく涙が止まりませんでした。
その後、抗生剤を飲んで点滴をしてもらい手術時間まで待機。
赤ちゃんのことを考えすぎると涙が止まらなくなるからスマホで動画みたりLINEしたりしていたけどふとした瞬間もうすぐ赤ちゃんとお別れなんだなと涙していました。
そしていよいよ手術の時間。
安定剤を飲みベッドのまま手術室に行きました。
ずっと泣いていました。
いい年してとか1人目じゃないのにって言われたらそうなのですが、本当に子どものように泣きじゃくっていました。
今思い出しても辛い…。
手術室に入っても涙が止まらず…
手術が怖いのではなく赤ちゃんとの別れが辛すぎてずっと泣いていました。
手術台にのぼりいろいろな準備をしてもらい麻酔のお薬を入れてもらって気づいたらすべて終わっていました。
夢なのか現実なのか分からない不思議な気持ちでした。
終わりましたよーって言われても何も答えられず頭がボーッとしたまま手術台からベッドに移動しまたお部屋に戻ってきました。
そこから2時間ほど安静に過ごしました。
頭が痛くなることも気持ち悪くなることもなくだんだんと麻酔も切れてきてあー本当に終わっちゃったって思いました。
2時間したら立ち上がれて歩行もできてトイレにも行けたので点滴も終わりました。
トイレに行ったときナプキンについている血を見てまたなんとも言えない気持ちになりました。
今回の妊娠では最後まで1度も出血も茶オリもなかったので本当に久しぶりにナプキンについている出血を見てもう赤ちゃんのいない空っぽのお腹に戻っちゃったなと実感しました。
そこからはだんだん気持ちも落ち着きはじめました。心配していた腹痛もなく出血も生理3日目4日目くらいの量なのでよかったです。
つわりはしばらく前からなくなっていたけど手術後はさらに胃がすっきりして夕ご飯はとても美味しく食べられました。
ごはんが美味しく感じたのも久しぶりでした。
長々とツラツラと書いてしまいましたが今回の妊娠は今日で一区切りつけたくて一気に書いてしまいました。
一区切りつけたいからってお別れした赤ちゃんのことを忘れるわけではありません。
母子手帳をもらう前の流産だったのであかちゃんのもので残るのほとんど何もありませんでした。
妊娠検査薬とエコー写真だけです。
せめてもの供養にと可愛い箱に入れて大切にしています。
だから忘れるのではないのです。
この先もずっと私とパパの心に残る大切な子どもたちです。
でも前を向くために区切りはつけなくてはいけないなと思います。
体と心が落ち着いたらまた妊活始めます。
赤ちゃんとお別れの時、忘れ物取りに戻ってまたすぐ帰っておいで。次は会えるからね。って心の中で伝えました。
また会うために前を向こうと思います。
さっきも書いたけど最後まで出血も茶オリも腹痛もなく今日まで普通に過ごせました。
赤ちゃんがママは予定外のことが起こると慌てちゃうから手術の日までお腹の中でいい子にしてよってしてくれたのかななんて思いました。
居心地のよくないお腹だったのに最後までおりこうさんでありがとうね。
さてさて今夜は息子が生まれて初めて一晩離れることになります。
寂しいです。早く息子くんに会いたいな〜。