【就活地獄リターンズ その9】
また転職するわたし
いい加減落ち着いて定着したいと思いました
次の企業は誰もが知る食品メーカーの本社
・パート雇用(ボーナスあり)
・自宅からドアtoドアで30分
・時間ずらし可能
・産休・時短OK
・社食あり
・正社員雇用制度あり
応募時にハローワークの担当の方からは希望者が多いので難しい的なことを言われたのですが、採用をいただけました
私的に、やはりハローワーク掲載の企業はまさに「玉石混交」で、特に小さい会社ほど「ん?」と思うようなところが多かった印象です(家族経営のところとかね、要注意です)
なので、比較的大きい企業に応募していこうと思っていた矢先、こちらの会社の求人を目にして「受けてみよう」と思ったのです
お給料は低めですが、さすが大手で福利厚生はしっかりしています
第2子を授かりたいとも考えていたので、その辺も踏まえると少数精鋭のところで働くのは難しい、もしくは結局退職しなくてはならないので、大人数で回している企業に内定をいただけて安堵しました
初出勤
今回は、交代要員ではなく増員での募集です
大手といえども、苦い思いをしながら辞めてしまった過去があるので、すごく不安でした
部署としては40人ほどで、私のチームは私を入れて3人です
課長とその部下の方だけでは細かい事務作業がなかなか追いつかないということで、今回の募集にいたったそうです
課長も部下の方も子持ちで、こちらの突発的な休みや早退などにも理解があります
部下の方は私の1つ年下の男性ですが、絶妙な距離感で接してくれて、仕事でわからないことがあったり、ミスがあったりしても、うまく指導してくださいました
すぐに辞めてしまったときと仕事の姿勢・やり方は変えていません…あの時の部長と私の相性が良くなかったということなのかな、と今は思っています
あっという間に、入社して1年以上経過し、私は第2子妊娠をしました
(この少し前に流産も経てますが、幸いすぐに授かることができました)
いくら入社して1年経ったとはいえ、制度は整ってるとしてもやっぱパートの立場で産休・育休は厳しいかな…と思いましたが、問題なく取得できました
本当にありがたいです
なるべく早く復帰しようと思い、産後6か月ほどで戻る予定を立てました
まだ産む前の段階で、0歳児入園の希望届を提出したり、不確定要素を抱えながらの産休でしたが、希望通り最寄りの園に入ることが出来ました
なんとか半年で復帰して現在に至ります
本当に紆余曲折ありまくりましたが、とりあえず今は落ち着けています笑
就活をしていくうちに、何を優先させるか・何を切り捨てるか、どんどん研ぎ澄まされていったと思います
私の場合は
・ストレスをためない職場
・急な休み・早退も大丈夫
この辺が最優先となりました
メインの稼ぎ頭は夫で、私はサブという位置づけで、私が仕事によってストレスをためて家庭に影響を及ぼすのを極力避けることを優先させました
ずっといた職場なら、それまでの功績や頑張りがあるので周りからの理解が得やすいと思います
しかし、妊娠出産で退職して、その後にまるっきり新しい職場に転職となると、資格やコネがない就活はなかなか厳しいものになります
子持ちの女性の就活の厳しさを感じました
辞退させていただいた企業の中には、「1人で担当する」みたいなところもあったので、もしそこに就職していたら気まずかったのではないだろうかと思いますし、そもそも内定をいただけないことが多いです
私も結局「正社員」という条件は切り捨てました
そのかわり、パートなので早上がりさせていただきやすいですし、気持ち的には楽なとこがあります
会社側からしたら
・いつ休まれるかわからないor休みが多そう
・妊娠する可能性がある
こういう人を雇うのってリスクと捉えるだろうし、理解できます
理解できるけど、こちらとしても働きたいので必死に就活して「不採用」をいただいて落ち込むというサイクルが生まれやすいのですよね
そりゃ少子化にもなるわ、という感じです
いま就活されている方、
「何を」優先したいかをよ~く考えて就活してください
私のように、就活&働いていくうちにそれらが見えてくることもあると思います
あとは、よく言われていますが「運」の要素も強くあります
理想通りの企業に入社できても
例えば、上司や同僚がヤバい人だったり、業務内容が求人票に書いてある内容からかけ離れてたり、実際に働いてみないとわからないことがいくつもあるわけで、そんな理想とのギャップにストレス感じながら働くのは辛いと思います
無理して精神が病んでしまうのだけは避けてほしいです
でも無理しているときって無自覚だったりしますよね
どうか皆さまが素敵な職場とのご縁がありますように
就活地獄リターンズ編
おわり