【就活地獄リターンズ その3】

念願叶って掴み取った本命企業の内定

めちゃくちゃ嬉しかったです

新卒の時の就活で苦労した分、ここですんなり決まったのかな
な~んて思ってました


先に言ってしまいますと、

この会社で私が働くことが出来たのは約1か月です

こんなにも入りたくて入った会社だったのに、たった1か月しか居られなかったのです


ここから先を書くのは、正直苦しいです
それは、私にとって非常に苦い記憶ということもありますし、文章でうまく表現できるかわからないからです

でも私の失敗として誰かに読んでいただいて、笑っていただければと思います


さて初出社です

私の配属は、求人票と面接で話していただいた通り「マーケティング部門」でした
未経験でもOKということで、今回面接もしてくださった方の下で働きます

配属チームは、部長とその下に3人いて、そこに加わる形です

大手の化学メーカーで、部長は本社の花形のブランド部門にいた方です

初日は挨拶やら手続きやらで、ほとんど終わりました

ここの社屋は新しくなったばかりで、フリーアドレス制でした

コロナのこともあり、在宅勤務の日も3~4割ほどありましたが、慣れるまでは出社日が多めです

チーム体制は部長と下に3人でしたが、私は直接部長から指導を受ける形です

部長はとても物腰は柔らかい方ですが、プレゼン能力が高く、資料も明瞭で、さすが花形ブランドでやってきた方だなと思わせる人でした

そんな部長から色々なことを教わります

当然、必死にメモを取り覚えていこうとしていきます

私はまずここで躓きました


例えば、「さっき説明した感じに資料をつくって」と指示されるのですが、
いざ資料作りに取り掛かろうとすると「これどうやるんだろう」と手が止まるのです

説明時にメモは取っているのですが、疑問点が次々に湧いてきます

部長からは「さっきメモを取らなかったの?」と思われてしまいます

こういったことが頻繁に起こります

上手く書けないのですが
部長から教わったはずなのに、自分でやろうとするとわからなくなるのです


部長からすると「さっき教えたのに何故できないの?」となります


入社してすぐに暗雲が立ち込めてきました

それでも入りたくて入った会社です、必死に食らいついていこうと思いました
産後で久々に働くから感覚が鈍ってしまっているのかな
でも、真面目にやって慣れていけばきっと大丈夫!と自分を励ましていました

つづく